見出し画像

ヨガがもっと楽しくなる!ヨガマットの選び方

今日は、よくご質問をいただく
「ヨガマットってどれがいいんですか?」
「ありすぎてよく分かりません…!」にお答えします💡

以前書いたこちらの記事も合わせて、ぜひご一読ください。


いざ自分のヨガマットを買うぞ!と
スポーツショップに行ってみたり、
ネットを見てみたり…

すると思った以上に
種類が多いことに気がつくと思います。

数百円で買えるものもあれば、
なんと1万円も超えるものまで…!

大きさや厚さも色々で、値段だけで選んでいいものか悩んでしまいますよね。

この記事では特に、ヨガを始めたばかりの方、
1枚目の自分用マットをお探しの方向けに、
ヨガマットを選ぶポイントをお伝えします。


マットの【厚さ】は?


マット選びで一番重要なのはまず「厚さ」
だと個人的には思います。

特に、座ったり膝をついた時に痛くないかは、気持ちよくポーズが取れるかに直接関わります。

一般的には、5mm〜8mmは厚さが「標準=薄すぎず、厚すぎないよ」といわれることが多いのですが、私の場合、6mmだとちょっと薄くて。

四つん這いや膝をつくポーズの時に、
膝が当たるのが気になります。

ここ2年は8mmのマットを使っているのですが、生徒さんに貸出しているマットは今のところすべて6mmで、

やはり「ちょっと薄い」という声が多い…

なので8mm以上のマットを追加しようかなと検討中。初心者の方は、8mm以上が安心かもしれません☺️

もちろん、薄めのマットを選んだとしても、膝をつくポーズの時に畳んだタオルを敷いたりすれば、問題なくポーズが取れます。

とはいえ、いちいちタオルを敷くことで集中が途切れちゃう…ということも。

フローヨガやヴィンヤサヨガなど、ポーズを流れるように楽しむクラスを受けている方は尚更。

ある程度クッション性のあるヨガマットを選ぶほうが、よりヨガの時間に集中できるかもしれないですね💡

マットの【重さ】

じゃあ、薄いマットは何がいいの?というと、
一つは軽くて持ち運びに便利なこと。

実際にお店で見て買うなら、持ち上げたときの重量感はどうか確認してみてください。

ヨガのクラスに徒歩やバスで通う方は、
軽めを選んだほうが便利かもしれません。

ヨガマットは素材も色々なので、

一概に「薄い=軽い」とはいえないのですが、

「PVC(ポリ塩化ビニール)」
「PU(ポリウレタン)」
「TPE: 熱可塑性エラストマー」

などの素材なら比較的軽いはず。

ネットで購入する場合は、重さ◯kgと表記されている場合もあるので、厚さと合わせてチェックしてみてくださいね。

番外編1:持ち運びに便利な【折りたたみ】マット

ここで持ち運びに関連して、番外編。

最近は、大きめのバッグならすっぽり入ってしまうくらいコンパクトに畳めるヨガマットも出てきています。

畳めるだけあってかなり薄めのものが多いですが、

「とにかく持ち運びを楽にしたい!」
「家でもすっきり収納したい!」という方は
折りたたみできるマットもおすすめです。

【素材】は何がいい?

初心者は『まず厚さを重視』でOK

ヨガを始めたばかりで、
自分用の1枚目のマットを探している方なら、
素材はまず、それほど気にしなくてよいと思います。

どちらかといえば、厚さを重視。

ここのパートはすっ飛ばしちゃいましょう♪

滑らないか?もまあまあ大事

ヨガマットの素材は、ポーズを取ったときの「グリップ力=手や足がずるっと滑らないかどうか」にも関わります。

比較的安価でデザイン性も豊富なマットに使われている「PVC=ポリ塩化ビニール」は滑りにくい素材の一つ。

ホットヨガなど汗をかくヨガの練習の場合は滑りやすくなりますが、ヨガラグ(ヨガマット用のバスタオルのようなもの)を敷いたりすれば特に問題ありません。

また、ヨガ歴が長い方やインストラクターは「天然ゴム」のマットを使う方も多くいます。

ずっしりとした重厚感が特徴で、
ずるっと滑るのが全く気にならずポーズを楽しめる「感動のヨガマット!」らしい✨

私は使ったことないのですが、皆さん口を揃えてグリップが良い!と仰います。

お値段お高めですが、憧れのヨガマット!

気になる【お値段】は…?

もちろん、お財布と相談でOKです。

私は講師になって5年になりますが、
これまで使ったヨガマットは2本。

どちらも3,000円くらいで、
厚さもグリップも十分問題なしでした。

1枚目は6mm、外ヨガで使った時にずいぶん汚れてしまったので買い替え。今も自宅で使っています。

今メインで使っているのが8mmのマット。
「8mmしっくりくる!」という感じで2年ほど使っています。

ただ、ほぼ毎日使うし、持ち運びもあるので、
2枚とも表面はボロボロになってきました。

3,000円のマットでも、使う頻度にも寄りますが、
2年とか3年は使えると思います。

いまは100均でも300〜600円くらいで売っているので、お試しで買ってみて、自分に合った厚さや素材を探してみるのもよいと思います!

番外編2:意外と盲点の【大きさ】

ヨガマットを買う時、
意外と見落としてしまうのが「大きさ」。

最近は幅60cm, 長さ180cmが主流になってきていて、多くの方はこの大きさで問題ないかと思います。

身長が180cm以上ある方は、自分の身長より長さがあるマットを選ぶことも視野に入れてみてください。

マットに寝転がった時、特にヨガクラスの最後に行うシャバーサナで頭や足がマットからはみ出さない方が、床の冷たやさや硬さが気にならず、ゆったり寛げるかもしれません🍃

「ヨガマット メンズ」などで検索すると、
大きめサイズのものも出てきます💡

また、小柄の方は
長さ170cm, 160cmでもOK。

持ち運びやコンパクトさを重視するなら
小さめマットが活躍😊

とはいえ、大は小を兼ねる!
定番の60cm×180cmなら不足はなしです😎


ヨガマットは“相棒”のような存在

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。自分に合ったヨガマットは見つかりそうですか?😌

ここまで紹介した厚さや素材、大きさなどは、せっかく自分用のヨガマットを買ってヨガを楽しみたい方なら、知っていて損がないのは事実。

それと同時に、ヨガマットが使っているうちに自分に馴染んでくるというのもまた事実です。

ヨガマットは、ヨガの練習をする時、
それを見守ってくれる存在。

シャバーサナの時には、寛いだ体と一緒に、
いま自分が抱えている緊張や不安を
何も言わずに受けとめてくれます。

「今日は調子がいいな。どんどん行っちゃおう!」という日もあれば、

「ああー、気が向かない。」という日もある。

そんな日々の揺らぎにも、
ただただ付き合ってくれます。

練習を続けていると、ヨガマットを敷いて、そこに腰を下ろすと気持ちが落ち着いて、自分の真ん中に帰ってこられるように。

どんなヨガマットも、
私たちが大事に自分と向き合うほど
自分によく馴染み、相棒のような存在になってくれると私は思っています。

気分が上がるデザインなど、好みのとっておきのものを選ぶのももちろん楽しいですし、

そうでなくとも、だんだんと愛着が湧いてくるのを、日々楽しんでみてください。

そうすれば自然と、ヨガマットを敷く所作も
やさしく、丁寧になるはず。


自分用のマットを迎えて
素敵なヨガジャーニーを楽しんでくださいね✨

へばな〜!

いいなと思ったら応援しよう!