退職して転職活動に専念はNG??
みなみです。
こんなことをお考えの人もいるかもしれません。
私も同じようなことを考えたことはあります。
ただ、結論から言うと、退職して転職活動に専念するのは良い策とは言えません。
今回は「退職して転職活動に専念することがNG」ということについて考えていきます。
1.退職して転職活動に専念することがNGである理由
退職して転職活動に専念することがNGである理由は次の2つです。
理由(1)書類や面接での通過率が下がる
以前、転職活動中の転職理由には、ポジティブなことを必ず入れる、という内容の記事を書いています。
退職して転職活動をする場合、
既に退職して転職活動をしているということを職務経歴書や面接で伝えることになります。
ポジティブな転職理由をどう取り繕ったとしても、
会社に与える印象としては
「嫌になったら真っ先に辞める人」
ということになってしまいます。
これでは、書類選考や面接の通過率が下がってしまうと言わざるを得ません。
理由(2)離職期間中の転職活動が長引くと、焦る。それによって、転職失敗の可能性が高くなるから
理由(1)もあって、
退職時の転職活動期間は長引く可能性が高くなるのですが、“長引くと、とにかく焦る“ことになります。
長引けば長引くほど、
転職成功の可能性が低くなるため、”早く仕事に復帰“したくなります。
すると、”早く仕事に復帰すること“が本来転職の軸として定めていた項目を上回ったり、転職の軸と同等の優先度になってしまいます。
”早く仕事に復帰すること“が目的化してしまうということです。
こうなると、転職者として最優先すべき転職の軸の達成が蔑ろにされるため、転職を失敗する可能性が高くなります。
2.私の事例
私の事例を紹介します。
私は1社目を退職後、資格試験に2年半専念しました。
ただ、その試験に合格することができず、転職活動を行なって、復職することにしました。
つまり、「退職している状態で転職活動を行なった」ということになります。
その転職活動中ですが、、、
まず、書類選考でも、2年半の空白期間を理由に不合格ということも多数ありました。
また、あらゆる面接で2年半職歴の空白がある理由を問われ、それを理由に面接不合格となる会社もいくつかありました。
こうして転職活動が長引き、転職先が決まらないと、とにかく焦りました。
最終的には3社の内定を得ることができたのですが、入社決断のタイミングであまり吟味せず、決断を行いました。
結果的に1年でその会社を辞めることになるのですが、
内定が出揃ったタイミングで、転職の軸を改めて時間をかけて検討すべきだったと反省しています。
やはり、在職中に転職活動するに越したことはないのです。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の内容をまとめると以下の通りです。
①退職して専念すべきでない理由(1):書類や面接での通過率が下がる
②退職して転職活動に専念すべきでない理由(2):書類や面接での通過率が下がる
③実際に退職して転職活動に専念すると、活動期間が長引くほど相当焦るので、在職中に転職活動した方がいい
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