ローラースケートのダンスの試合準備②：衣装編
今回の試合は、娘だけフィギュア（図形）に出そうと思っていたのだが。コーチがわざわざ携帯にメッセージをくれて、ダンスで出てみない？と言ってくれたので、あらまぁでしたらぜひ……（←本当は飛び上がりたいほど嬉しい笑）という感じで、初めての試合に出場させてもらえることになった。今年に入ってから、大人スケーター仲間もすでに2人初出場を経験していたらしく、そろそろ私にも、と声をかけてくれたようだ。ありがとうございまーっす！
残念ながらロックダウンで延期になってしまったが、準備期間がたっぷりできたと思って、このポジティブな気持ちを保っていきたいと思う。
■衣装
衣装は、フィギュア（図形）の場合は長袖が必須となる。私の出るダンス競技では袖がなくてもいいらしい。ただし、冬の朝の試合は寒いよ～とのこと（南半球は現在真冬。とはいっても亜熱帯の冬だが）。ウォームアップをしっかりしていれば汗をかくぐらいの状態だとは思うし、ダウンジャケットでも上に羽織れば大丈夫ではないかと思っているが。
うちのクラブには衣装のことなら何でもおまかせ！という感じの事務スタッフさんがいて、クラブ内で必要となる衣装はもちろん、一般の人向けにもスケートや体操、ダンスの衣装を制作してオンラインで販売しているそうだ。別にこのスタッフさんから購入せずに自分で何を買ってきても良いのだが、初めての試合で右も左も分からない私にはとても心強い味方だった。
これが今回そのスタッフさんから購入した私の試合用の衣装。普段バレエで使っているようなレオタードよりもかなり着心地がよくて、伸びて動きやすい。
背中側はこんな感じ。アイススケートと一緒で、肌を出しすぎることが禁じられているので、肌色のメッシュ生地でカバーされている。レオタードにはスカートがついていることも必須条件だ。
アイラインを黒リキッドできりりと切れ長に入れたら、この衣装によく合うだろうな、と思う。黒い長手袋しても良さそう。
■タイツ
アーティスティック・ローラースケートは肌の露出にうるさく、もちろん、生足もアウトだ。普段の練習でも短パンで滑っているとクラブの運営スタッフやコーチに怒られたり、ビジターではないクラブメンバーの場合は滑らせてくれなかったりする。常に男性は長いズボン、女性はタイツか長いレギンスで、短いものでもせめて膝下まであるものを履かなくてはならないのだ。ジーンズもアウト。
レオタードを着る場合は、タイツを履かなくてはならない。
スタッフさんから購入したのは、アイススケート用として販売されているイタリアのLaluna（ラルーナ）のスケートタイツと、さらにストレッチ素材の肌色ブーツカバー。タイツもブーツの上まですっぽり被せることができるブーツカバーつきのタイプで、50デニール。色はCRM３という、茶系を選んでくれた。
なぜ2種類のブーツカバーを購入したかというと、このブーツカバーが付いているタイツはブーツの金具で伝線しやすいので、直前までは被せずに、代わりにストレッチ素材の方の肌色ブーツカバーを使っておくと良いのだそうだ。試合でもこのストレッチ素材のカバーの上からタイツのブーツカバーを被せたら破れにくそうだけど、そういう人はいないのかな？
タイツのサイズは、私のような身長160cmくらいの小さめの人でも（こちらでは私は身長が低い人なので）大きめのXLを購入しておいた方が、ブーツに被せる部分に余裕があって破きにくいよ、と勧められたのでXLにした。
当日は、念のため予備として普段バレエで使っている肌色タイツも持っていこうかな。
肌色ブーツカバー付きのタイツでなくても良いのだが、足と同色のカバーがある方が少しでも大根足が長く見えるのでありがたい。
■ブラ
衣装にカップを付けてもらうこともできたが、今後のことを考えて衣装用のブラを購入した。背中側がすべて透明で、透明肩紐または透明な首ストラップにつけかえることもできる、どんな衣装でもほぼ見えないブラだ。今回はうちのスタッフさんから購入したが、これはバレエ用品店などでもよく見かける。透明ストラップはあまり強い素材ではないのだが、切れてしまったら、替えのストラップだけバレエ用品店で購入することもできる。
これ、普段使いのブラ紐を出したくない夏服にも便利かも。シリコンのヌーブラだと、汗ではずれてきて真っ青になったりするしね笑
■衣装カバー
そして、近所のバレエ用品店で衣装カバーも購入してきた。
必要な小物がいろいろ入るタイプのもの。これがあると、控室に鏡や机がなくてもこのポケットに鏡をつっこんでしまえば両手が使えるようになり、メイクも髪の毛もやりやすくなる、バレエの発表会などで重宝するタイプのやつだ。
衣装も揃ったし、あとは練習するだけなんだけどな……。
早くロックダウンが解除されますように。
ツイッターでもつぶやいています。