minami.marie

編集やコンテンツプロデュースの仕事をしています。趣味はサウナ(自粛中)

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最近の記事

ハフポスト日本版に、世界と自分がつながっていることを教えてもらいました【退職しました】

約5年間勤めたハフポスト日本版を、退職しました。 毎年、仕事の内容や職責が変わるダイナミックな場所で、ニュースやインタビュー記事の執筆・編集、イベントの企画・運営、出版プロジェクトの立ち上げ、ライブ番組の企画やMC業…と色々経験させていただきました。 (色々やったけど、一貫して「編集者」という意識で取り組んできました) 2017年5月に入社した時、世の中は、女性が生理のしんどさを語ることなんてご法度みたいな空気で、男性で育休をとる人もほぼいなくて、地球温暖化は「地球のバ

    • ライブ番組の出演者比を「50:50」にします。ジェンダーギャップ121位の国でメディアが出来ること

      ハフポスト日本版は、インターネットの生配信番組「ハフライブ」において、番組出演者の女性比率などを上げて、ジェンダー平等を目指す「50:50」プロジェクトを始めます。 2021年の1年間を通して、出演者の合計の男女比を同等にします。また、メディアに登場する専門家やコメンテーターに男性が多いという現状を踏まえ、特に女性の割合を高めていくことに努めます。 スポンサーとなるパートナー企業と一緒につくる「広告番組」においても同じルールを適用し、ハフポスト日本版の広告チーム「Part

      • 33歳、既婚、子なし。高校生たちと話し合う。「結婚」って誰のためのもの?

        先日、10人ほどの10代と「結婚」について話し合った。 13-19歳限定のオンラインスクール「Inspire High」の企画で、“放課後のホームルーム”的なノリで社会人とざっくばらんに話す夜の会のゲストととしてお声がけいただいたのだ。 ゲストといっても私が一方的に話すのでもなく、何かを教えたりするのでもない。いい意味でゆるっとしてて、とても居心地がよかった。 スタッフの方に事前にお願いされたのは「2−3分の自己紹介」と、高校生たち(中学生も1名いました)と話し合いたい

        • 髪切りたいけど美容院は怖い。ためらいの末に行ってみると…【緊急事態宣言から1ヶ月】

          外出自粛、テレワーク。半径200メートルの生活も、かなり長引いてきた。 「いやー、そろそろまじで美容院行きたいよね」 「ねー。でもやっぱり怖い」 「在宅勤務でどうせ人にも会わないし、しばらく我慢だよね」 Zoomを介した高校の友だちとの飲み会でこんな会話が飛び出した時、とてもじゃないけど「わたし、明後日、美容院いくよ」とは言い出せなかった。 新型コロナが私たちの生活に忍び寄ってからというもの、美容院は常に「当落線上」にいたように思う。 髪を切ることは「不要不急」な

        ハフポスト日本版に、世界と自分がつながっていることを教えてもらいました【退職しました】

        • ライブ番組の出演者比を「50:50」にします。ジェンダーギャップ121位の国でメディアが出来ること

        • 33歳、既婚、子なし。高校生たちと話し合う。「結婚」って誰のためのもの?

        • 髪切りたいけど美容院は怖い。ためらいの末に行ってみると…【緊急事態宣言から1ヶ月】

          フィンランドで、男女混合・全裸サウナ。 そこは世界一「幸せ」な人たちが「孤独」を寄せあう場所だった。

          見知らぬ男性と“全裸”でサウナに入ることになるとは思わなかった。 フィンランドの首都・ヘルシンキにある「カウリランサウナ」でのことだ。 1週間の休暇をもらって、フィンランド・サウナ旅に出かけた4日目。 本場のサウナの作法に慣れてきたところに、男女混合・全裸という新しい衝撃がふってきた。 「水着は、誰も着ませんよ。ここではね」 おろおろする私を見かねて、声をかけてくれる地元客とおぼしき女性。 周囲にはすでに全裸の男女が7、8名、何食わぬ顔でうろうろしている。 「マジか

          フィンランドで、男女混合・全裸サウナ。 そこは世界一「幸せ」な人たちが「孤独」を寄せあう場所だった。

          31歳、ホストクラブにデビューしたら、思わぬ悲しみに出会ってしまった。

          とある金曜日の夜。新宿・歌舞伎町に4人の女が集った。 ハフポスト日本版が誇る、自己評価低い系のアラサー編集者たちだ。 いつも取材先としてお世話になっている、ホストクラブ経営者の手塚マキさんのご招待で、私たちはこの日、手塚さんが経営している3つのホストクラブを「はしご」させてもらった。 結論を、一言で言わせてほしい。 「女は時に、イケメンの悲しみにお金を払う」。 ホストに会う夜、女は赤い紅をひく。 午後8時。いつもと違う真っ赤な口紅をひいて、ホストクラブの扉を開けた。

          31歳、ホストクラブにデビューしたら、思わぬ悲しみに出会ってしまった。