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なぜ、質問に答えてくれないの?
キャリアカウンセリングは、キャリアカウンセリングの資格者が相談を受けるだけでなく、資格がなくても会社の人事の方や役職者、上司が相談を受けることもありますよね。
相談を受ける側は、相手のニーズに応えようと思えば思うほど、『質問力の向上』を心がけますが、質問力を磨いても答えてくれないケースに悩んでいる方も多いように思います。
「なぜ、質問に答えてくれないのでしょう?」
その理由をいくつか考えてみました。
不安や緊張: 相談者が状況に不安を感じたり、質問に答えることで自分自身をさらけ出すことに緊張している場合、答えることをためらうことがある。
信頼関係の欠如: 相談者がカウンセラーや相手に十分な信頼を置いていない場合、本音を打ち明けることが難しくなる可能性がある。信頼関係が築かれていないと、相談者は自分の内面を開示することをためらう。
意識的または無意識的な隠蔽: 相談者が質問に答えることで自分の弱点や過去の失敗を認めることを避けようとする場合がある。このような場合、彼らは自己保護のために情報を隠蔽する可能性がある。
情報の不足: 相談者が自分自身や自分の問題について十分に理解していない場合、質問に適切に答えることが難しいケースがある。この場合、カウンセラーは相談者が情報を提供したり選択肢を与えるなどのサポートがあると良い。
過去のトラウマや傷: 相談者が過去のトラウマや傷に苦しんでいる場合、そのことについて話すことが難しい場合がある。このような場合、相談者は感情的に困難な状況に直面することを避けるために質問に答えないことがある。
自分が話の中心にならないように、相手の話に耳を傾けようとしても、相手が話してくれないと傾けることもできない。なんとか相手に話してもらおうと努力するけど、ぜんぜん話してくれない。と相談を受けることがある。
質問をすれば必ず相手が答えてくれるか?というと、そうじゃないんですよね。いい質問だからとか、何話してもいいよって言われても、話さない人にはそれなりの理由があるんです。
特に不安を感じているかもしれない、緊張しているかもしれない、プレッシャーを感じているのかもしれないなど、相手がどんな気持ちでいるのかにも配慮して関わる必要があると思う。相手の気持ちに言葉をかけてみましょう。