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123日目 天国の中にある魔のビニールハウス

わたしたちの鼻のぶっ壊れ方はすごかった。大陸の皆様が平然と薄着で作業するなか、私たちは息が苦しいほどくしゃみを繰り返し、顔を掻き、「死ぬ気か!もう働くな」と何度も言われた。特に魔のビニールハウスがあり、私たちは立ち入り禁止レベルだった。

弱い。たぶん日本人の体は、とても弱い。大きな大陸内で混ざりあったDNAは強いという仮説を立てたけど、どうだろう。


2016年8月1日(月)

仕事最後の日。ビーンズのハーベスト、からのにんじんエリアのweeding。やはり夢中になるのである。ジョスも日本人はさすが仕事中毒だと言うほど、止まらなくなる。快感。午後もやる。わっちゃんの鼻ぶっ壊れる。

家の前

猫たち、すっかりなついて私らのエリアに集まる。

ティアゴの彼女は10歳年下だって。

そして夕方、ヨークが急遽オランダに発つというということでお別れをする。

息子の引越しの手伝いだとか。すごく好きな人でした…またフランスに来るときはぜひ来てねとのこと。そうしたいなあ。元気にまた会いたい。

workawayにより色々あきらめかけていたことが実現できるのではという気がしている。オーロラとか砂漠キャンプとか…そしてその節約の結果トバコの祭りも行けるのでは⁉︎調べていると夢中になる。

そうして旅は形を変えてゆくのですね。

ウクレレでmoon riverをちょっとひいて寝る。

○わっちゃん心の俳句
驚いた いきなりヨークと セイグッバイ

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