75日目 イスラム建築の宇宙に溺れる
アラビアンナイトがすぎる、このイスラム建築の世界。作ってて脳みそが溶けてしまいそうにならなかったのか、聞いてみたい。わたしは見ていて、たまらなく美しいと思う反面、狂気を感じて怖かった。
2016年6月14日(火)
イスファハーンに朝5時着と聞いていた夜行バス、何と4時15分に着いてしまう。慌てて飛び降りたのが悪かった…わっちゃんの旅日誌を忘れてきたのにすぐ気づいて、オフィス開くなり探し回るとバス会社の人が(英語怪しい)1時に来いとのこと。夜にバス乗るし夜でも良いかと聞いても、ワンオクロックと言い張る。了解。
イマームホセイン広場のモスクへ。
アジア慣れした私らには超新鮮な美しさ。感動する。細胞、宇宙、小さい大きい途方も無い丸いエネルギー。飲み込まれる。
バザールの小物にも胸のときめきがとまらない。一つ一つが私のツボにはまる。本当に欲しい、チェス、絵画、皿、ランプ。
モスクの拝観料が高すぎる。
時間が来たのでノート探しに戻ると、英語が喋れる女の人が助けに入ってくれた。しかし2時、2時半と指定される時間が遅くなっていき、果ては対応してくれていたスタッフの兄ちゃんがいなくなり、他の人に引き継ぎしたかも怪しくて、嫌〜な感じに。
わっちゃんは諦めかけたけど、ここまで待ってそれはないだろとわたしは頑張った。気を強く持ってプッシュすると、ようやくノートは届いた。
良かった〜〜〜でも見つけた男にお金払えやと。あ、そう?そういう感じ?はーい…
それからもう一つ、朝ごはんを食べたレストランに忘れてきた充電アダプター取りに行って、一件落着。私らとしたことが、一日二個も忘れ物するなんて…
場所を離れる時は忘れ物確認する、朝早すぎるバスは乗らないと新しい学びが増えた。
真夏にスカーフ&コート暑い!女というだけでこれは、虐待じゃないか?と私は思ってしまうのだった。
道行く人に何度か『おしん?』と言われる。(イランでおしんの知名度・人気はすごい)
ラマダン明けの夕方、ケンカを見る。日が出てるうちは食事をしてはいけない。ラマダンって…不思議だ。
○わっちゃん心の俳句
ラマダンで 夜8時まで 絶食中