48日目 トリンコマリーにてHP回復
トリンコマリーはポルトガル、オランダ、イギリスと占領されまくってきた歴史のある港町。
2009年までは内戦もあったとか。ビーチで牛と人が共生してる様子からは想像し難い。時が押し流すもの、押し流されてはいないけど外側からは見えないものに想像を巡らせる。
日本は辺境にあったから占領されなかったけど、占領されていたら私はナニジンと名乗っていたのだろうな。そもそも存在しなかったのかな。
2016年5月18日(水)
KindleでMen in the boatを読み切る。長いバス移動などのおかげだな。
イギリスって100年前でも文体・文章がほとんど変わらない、名前も変わらない、ユーモアも変わらない(ように私には見える、どうだろう)ところがすごいなーと思う。日本の100年前の本って、ここでこんな単語!?みたいな言葉使いの変化等多いもんな。
おじさんたちがおかしくて何回も笑った。
たまりにたまった洗濯物を手洗いでざぶざぶ片付けていく。晴れた、気持ちいい朝。ドロドロになった靴とか、デニヤヤで乾ききらずのままだった服とか、全部ご機嫌で片付ける。天気が良いっていうのは、何より何よりのご褒美だ。
片付いてからビーチへ。
私は風邪の心配があるので読書体制。
漁師さんたちがちょうど漁をしていた。イカとか小魚など。歓声は特になかったので不漁のようだ。シュノーケルで海中を見ながらみんなでゆっくり網をあげる様子が面白かった。
内戦で2009年まで観光客が入れなかったというのが信じられない。みんなニコニコ、ハローと言ってくれる。子供たちは手を降ってくれる。この内戦もツチ族とフツ族のように、大国の介入によるものだったらしい。ひどいものだ。対抗する知識のない、罪なき人々がいつも犠牲になる。
まったり昼ビールして、宿でスプライト飲んで、夜散歩。商店にナプキンを買いに行ったら品質悪そう&夜用がない。はて、夜はどうしてるんだろうか?今後はちゃんと大きいスーパーで先々買っておくようにしよう。
一点の曇りもなくのんびりできた。本当に良い一日だった。
◯わっちゃん心の俳句
太陽と 風の力で すぐ乾く