見出し画像

てやんでい母ちゃん、エクセルを習う

※今日から「である」表記でいきます。すみません!

母ちゃんはここ最近、エクセルを習いに行っている。
民生委員で何年か前に会計になり、生まれて初めてエクセルを扱う母ちゃん。今まで、仕事を辞めるまでの間、お店の仕事の経理は何十年と母ちゃんがやっていたのだが、すべて手書きだった。いわゆる帳簿ってやつ。

問題だ。
母ちゃんはエクセルができない。

もうこれを読んでいる社会人の先輩方にはわかるはずだ。エクセルは数字を入力すればいいだけでない。セルの中に計算式も埋め込まれていたり、その計算式が別のページのセルにつながっていたりして、うっかり消してしまうと大変なことになる。(しかも消した本人は、消したことを認識していない)

エクセル初心者に、会計ファイルを渡すのは自殺行為だ。

もちろん母ちゃんは、長年経理をやっていたので会計自体のイメージはあるし、昔民生委員の会計だった先輩(エクセル師匠)がついている。が、それでも何度か事故があったようで、いくつかファイルはお陀仏になり、共有USBのファイルを自分のPCに移動しなかったため「ファイルないない事件」などが頻発していた。

そして、あらゆるファイルは最終的に全て印刷して市役所に提出とのこと(さすが神の、いや紙の国ジャパン)。なので、母ちゃんはPCと格闘した後は、数字の羅列が載る大量の紙に埋もれていた。

・・・

母ちゃんは去年から週1回、パソコン教室に通い始めた。

PCの基本操作の勉強を1年。今月から晴れて、エクセルの授業に入ったようである。

我が市の商工会議所で毎週1−2時間授業。習ったことは数分後にはさっぱりなくなる。そんな脳みそキレイキレイな母ちゃんに、先生はとっても優しく繰り返し何度も教えるらしい。

ありがたいことだ。授業ではなく、半分介護である。

じじばばのためか、やたら解説の文字が大きい

パソコン教室に行く前日は、母ちゃんはPCとにらめっこして前回の復習をしている。しかし、すでに新しい知識を得て6日も経過しており、60代の脳みそに、その復習タイミングは遅すぎるであろう。若い脳みそをもつ子どもにも、それはオススメしないのに。

私も、余計なことを言わないでいようと思いつつ、彼女がPC前で自身の脳みそに絶望している様子を憐れみの目で眺めている。それでも、昨日もなんとか復習が終わったらしい。

母ちゃん。あんたの脳みそレベル的に、復習はできれば授業の直後か、その日の夜のうちにやんな。そう言いたい。

が、PC教室の前後も、だいたいやりたい仕事つめつめな母ちゃん。家に帰ると完全にお疲れモードとなり、5時になるとプシュッといい音が鳴り、お説法モードになるのだ。うむ。

しかし、今日こそは、即日復習を促してみようかと思う。職業病である。

みなみ先生

・・・

私の所属する<総合型オンラインスクール「#まなぶてらす 」>にて、春夏の2大マインクラフトイベントを開催するよ! 紹介記事がんばって書いたので、ぜひ記事だけでも読みにきてね⏬⏬

ーー(みなみ先生の活動)週末午前中に「おしゃべり教育相談」を受付中ーーー


コーヒーをごちそうしてくれるとジャンプして喜びます!