成長への渇望と他者承認欲求
自分の事を認めないと、他人も認められなくなるらしい。
なかなか自分を好きになれない
なりたい自分に程遠い
社会的地位だったり、収入だったり、容姿だったり、人間関係だったり、能力や時間の使い方だったり。
もっと成長しなくては!と何故か焦る。
思うようには事が運ばず、
思うようにならないと理解しつつも、今思うように行かないのは『自分の努力が足りないからだ』と、自分を責める。
そして自己肯定感が下がる。
自分の事が嫌いになる。自分に期待できなくなる。
それがいつしか他者への攻撃につながる。
自分はこんなに努力をしているのに!あいつは何もしていない。楽ばかりしやがって!
つまづいた人を見下し、自業自得、自己責任、因果応報と罵る
しかし、じっくり考えてみると、これは他者承認の中で生きているからこそ生まれる感情かも?
こんなに努力している自分を、成長をしようと頑張っている自分を、他人のことを気遣って自分を押し殺し貢献している自分を、いつも広角を上げている自分を。もっと、もっと、もっと・・・・・・
認めて欲しい!
ありたい自分や、自分の理想に近づくために努力していたはずなのに
いつしか、他者からの承認が目的になってしまい
やっても、やっても、満たされない。
他者の中では、いつまで経っても自分は生きてこないかもしれない。
愛す事ができない自分を、しっかり受け入れる。
?いや、何か違う。
自分自分と自我が大きくなりすぎているのかもしれない。
自分なんてない、大きな社会の中で、大河に流されながら生きている。
ほんの細やかな、頼りない存在。
その頼りない存在、小我を見つけることが成長に繋がるのかもしれない。