![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92563323/rectangle_large_type_2_122f352be19162a13e05e75e38964cbe.png?width=1200)
Photo by
choro_pa
あたたかいものを詰めこんで
空気がひんやりとして 枯れ葉の絨毯が町中にも広がりはじめると
人々が肩や首をすくめながら 歩く姿が増えてくると
こっくりした味のものを食べたくなってくると
ああ 冬が近づいてきたんだなと思う
日が暮れ始めると家に帰りたくなり
マフラーや帽子や手袋で体を包みこんだり
温かい湯船にじっくりと浸かりたくなり
身の回りの冬支度を開始する
冬は寒くて暗いからこそ 人々は暖かさと明るさを求めるのだろう
町はイルミネーションが灯り
日頃はアンバランスなくらい派手な色彩を放っているネオンの光でさえ
この時期ばかりは空気の美しさに助けられ
その光が灯台の明かりのように救いに見えることがある
そんな時期になったら
あたたかいもので体と心を満たそう
あなたにとってのあたたかいものって何ですか?
人によって それは食べ物やアイテムかもしれない
家族や大切な人 誰か人のぬくもりかもしれない
動物や植物から感じる人だっている
人に言えないようなものにあたたかさを感じる人だっているだろう
何だっていいのだ
自分にとって最高のオンリーワンで(たくさんあってもいいけどね)
どんな人にとっても その人の大切な「あたたかさ」で美しい冬を迎えよう
ひんやりとした空気に対抗するのではなく あたたかさで自分を包んでこの寒い季節を楽しむのだ
あなたの心に体に あたたかいものを詰め込んで