魔女をまもる。
草舟あんとす号さんで、またまた面白そうな本を見つけました。
今回は漫画です。
『魔女をまもる。』
槇えびし
全3巻のお話のうち、上巻のみ読み終わったのですが、非常に面白かったです。
ヨーロッパに実在した医師のお話ということですが、まずタイトルからしてツボ。
16世紀のお話で、魔女狩りや伝染病のエピソードが出てきます。
これは全巻読み終わってから感想を書きたいところですが、あまりに面白くて、投げ込み投稿しちゃいました 笑
主人公は精神医学の医師であったそうですが、上巻で印象的だったのが、「見ているわけでも、知っているわけでもないのに」という言葉。
目に見えない恐怖の種がどんどん広がっていき、人の想像と噂と無知によって、どんどん悪い方に転がっていくのは、いつの時代でも同じだなと思いました。
人の心はいつでも惑わされやすい。
まあ、だから面白いとも言えるし、目に見えるものが全てでもないのですが、やはりこの「見ているわけでも、知っているわけでもないのに」というのは現代のわたしたちにも大いに当てはまるな。
体験してもいないのに、さも知ったように
知ってもいないことを、さも100理解しているような
外から入ってきた情報に、踊らされる
少し話が逸れましたが、とにかくこの物語の続きが気になります。
あんとす号さんに注文しよーっと!