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冷たい空気の中いつもの森へ向かう 曇天の寒い休日 いつもは多くの人々で賑わう場所も 今日ばかりはひっそりとしている 暗くて寒くて淋しい感じだったらと 出かける前にそんな思いが一瞬よぎったけど杞憂だった 曇天の冬の森は最高であった いつもより人々は少なく しかし確実にその場所が好きな人たちが佇んで座り込んで歩みを止めて その瞬間を心から堪能していることが様子からうかがえる 灰色の空は暗い気持ちにさせられるどころか むしろ何かから守ってくれているかのようだ