【amazonプライム】親は子供の記憶の中で生きる。名作といわれるのもは見ておかなければ「インターステラー」をやっと見た。
いい映画はやっぱりいいんですよ。
2014年に公開されたSF超大作『インターステラー』。もうすでに5年前。
世界的に高い評価を受けて大ヒット作となり、相対性理論や、
量子力学あたりを馴染みのない人にわかりやすくなっています。
ぶっちゃけ導入が少し弱いと思って僕は2回挫折しています。本当に馬鹿といってやりたい。
2001年宇宙の旅はたぶん意識していると思うのですが、
マンガ大賞2019大賞の『彼方のアストラ』とちょっとかぶりました。
地球では異常気象により砂漠の世界になりつつある近未来。
人類は食糧危機に面しており滅亡も待ったなし。そんな時に農場を経営している元宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒー)はNASAから要請に応じてラザロ計画に参加することになる。ラザロ計画は、土星付近に発生したワームホールを通り抜けて、新しい惑星へ人類を移住プロジェクトだ。
クーパーの娘マーフィー(マッケンジー・フォイ)に「必ず戻ってくる」と言い残し、アメリア博士(アン・ハサウェイ)、ロミリー博士(デヴィッド・ジャーシー)ドイル博士(ウェス・ベントリー)と共に宇宙に出発する。
※ラザロはキリストの伝承により蘇生などの比喩表現に使われるそうです。
※ワームホールはある場所までワープすることができる便利な穴です。
よくある近未来のSFものかと思いや、細部にはいろいろと要素をちりばめておりクリストファー・ノーラン監督のお得意の一回見ただけではわからないところが多いなという印象でした。
こればっかりは好みですね。メメントなんてもう置いてけぼりでしたし。
なんだかんだAllYouNeedisLOVEが突き動かしていた内容にとても好感が持てる。クーパーが宇宙に行くとき娘に送った「親は子供の記憶の中で生きる。」という台詞。台詞自体もいいし、伏線回収にもなっているしいいなあ。世の中の幽霊は全部時間軸で解決できてしまいそうな錯覚を覚えた。
誰にでもオススメできる名作中の名作です。