インスピレーションて何だっぺって話
わたしの生活の中ではよく聞くしよく使う言葉です。アートを作っているし、占いをしているから。同時に、世の中では「直感か第六感か」のような文脈で語られているのもよく見ます。
わたしは「なんか面白いものあった!」みたいな発見が好きだし(さっきも1円玉を道で拾ったからガードレールのギリギリに置いておいた)なんとなく何かに見えた、ということから連想して思い出すこともよくあります。それを作品にすることもある。
正直言って、インスピレーションとはなんぞや?と考えるようになったのは占いを始めたここ1年くらいの話。それまでは何だろうと考えたこともありませんでした。
というのも、わたしは表現をしている間に「何かが閃いた(浮かんだ)」という感覚が何によるものなのか?を問う必要を全く感じないから。
ライブ感のある表現ならなおさら。「それ」がまだ捕らえられそうなうちに、形に残すことを最優先させます。「おれのかんがえた最強の絵」は、形にしないと自分の目にも人の目にも見えないもんですから。
自覚している以上の素材が自分の頭の中に溜まっていて、描くと溢れ出すということもあるし、タロットを一枚めくってまず最初に見たときに知ってる曲が頭の中に流れたりする。
それがまとまって形にできるかどうかは別の作業だし、採用することばっかりでもないけれど、自分の限られた思考で捻り出すより、何かしらに通じていて、時々びっくりすることもあったり。
これがいわゆる特殊な力なのかというと、ただわたしが絵を描いたり歌を歌ったり景色をほえーっと眺めてみたり言葉にしてみたり泣いたり笑ったりして生きてきた、その積み重ねだと思っています。
このあたりのバランスはとても難しくて「偶然に意味はある」と思いすぎてしまうと、今できることを見失う。
ただ、それでも、心を動かしやすくしておくことが、自分にとっては大事なことなのだ、と繰り返しそこに戻るのです。
たくさん本を読んだり、論理的思考を鍛えることは、心を動きやすくすることと矛盾しないと思っているので、それはそれでやっています。
それでも気持ちをふにゃふにゃにして、たくさんたくさん見たものを新しいもののように見る、作ることも占いをすることもその繋がりなのだな、と思います。だからインスピレーションだろうがなんだろうが、きっとその人のバランスがある。それでいいんじゃないかと思うんだな。
トートタロットでポテチとアイスどちらを買うかで引いたところ、アイスがジャンピングでデビルだったので、何かバー系のアイス?!とパルムをたべました。うまい。🍙
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