娘のこと
お久しぶりです。ずいぶん時間があいての更新となってしまいました。
前回は自分の自己紹介をさせていただきましたね。
今回は娘(長女)のことについてお話ししたいと思います。
私には長女・長男・次女、と3人の我が子がおります。
長女と長男は年子。ともに成人済み。
10年ほど間が空いて生まれた次女は現在小学生です。
(これだけ間が開くとよく聞かれるんですが・・3人とも同じ旦那の子供です)
さて、ただいま20代前半の長女。
短大を卒業後に就職して、ただいま社会人3年目となります。(国家資格職)
その長女に、つい先日「家族と思えない」と言われました。
私の子育ては厳しかったと思います。
自分がAC であり、捨てられっこであり、虐待児であり・・
なので、めいいっぱいの愛情をかけて育てましたが、その分口もうるさかったと思います。
そのことがずっと辛かったそうです。
話を聞けば聞くほど、「小学1年のあの時こう言われた」「小3の時・・」
「中1の時・・・」そのほか、何十個何百個とあるのでしょう。
長女が私持っていた恨みつらみは莫大なものでした。
私はこれ以上ない愛情をかけて育ててきたつもりでした。
厳しいことも言ってきたけれど、その分たくさん可愛がってきたつもりでした。
・・・しかし・・・
「つもり」に過ぎなかったんです。
長女にはとても辛く不幸な思いをさせてしまっていたんですね。
子育ての答えは・・
子育ての最中には出ません。
我が子が成人して経済的に自立し、親の存在が物理的に必要なくなった時に、本音が出てくるのかもしれません。
私は長女に言われるまで、家族と思えないとまで思われているとは考えもしませんでした。
確かに言い争いもたくさんしたし、娘にとってホクホクできる家庭ではなかったかもしれないけれど。
どこかで伝わっていると信じていました。
私の愛情。
でも、そんなものは思い上がりだったんですね。
成人した長女に残っている私への感情は「恨み」のみ。
悲しいですが、それが現実です。
それが私が20年人生をかけて子育てしてきた答えです。
反省しても後悔してもどうしようもない。
やってしまったことは消えないのだから。
今日は母の日ですね。
長女からはなんの言葉もありませんでした。当たり前ですね。
長男はケーキを買ってきてくれました。
次女は後日コロンをプレゼントしてくれるみたいです(今日は間に合わなかったみたい)
私なんかが育てたのに、こうして優しいことをしてくれるのは嬉しい限りです。
当たり前と思わず心から感謝したいと思います。
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