マーガレット・ノームバーグといえば、精神分析学に立脚した児童画研究の第一人者で、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジに小学校も作った人です。 その彼女が、北川民…
今週1週間は、博論の体裁を整えるのに費やしました。 これまで学会誌などに投稿した6本の論文をまとめて、ひとつの博士論文にしようとしているのですが、学会ごとに定めら…
「学会」という言葉の響きが、なんだか高尚な感じがする。 自分が多忙であることを伝えるときにも「学会なので」とか言うと、対外的にカッコつく気がしてしまう。 とか書…
いまわたしは、Holger Cahill(1887-1960)という人について調べている。 その人のことは前の投稿にも書いた。 で、ずっと悩んでいたのは、この人の名前はなんと読むのか…
6章立ての博士論文の6章目を書いているところです。 世界大恐慌のとき、アメリカ政府はアーティストたちも「失業者」であるとして、彼ら彼女らの雇用を打ち出します。 そ…
6月25日に教務課に提出した「博士論文資格審査」が通りました。 審査用に博論の要約(6000文字)と、査読付き論文(2本)を提出しました。 博論を提出する資格が認められた…
西郷 南海子
2019年11月10日 07:25
マーガレット・ノームバーグといえば、精神分析学に立脚した児童画研究の第一人者で、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジに小学校も作った人です。その彼女が、北川民次の指導作品展に足を運んでいたようなのですよね。北川民次の遺品に、おそらく展覧会会場に置いていたと思われる芳名帳があります。Margaret Naumburgという署名のところに赤い付箋を貼っています。↓じゃあこれ、ほんとう
2019年10月26日 21:38
今週1週間は、博論の体裁を整えるのに費やしました。これまで学会誌などに投稿した6本の論文をまとめて、ひとつの博士論文にしようとしているのですが、学会ごとに定められている書式が(いちいち!)違うので、それを統一するという作業をやりました。たとえば、デューイが書いたものから引用する場合。「芸術は、隔てられたもの、ひとにぎりの人のためのものではなく、生活のすべての活動に対して意味や達成の最終的
2019年10月8日 20:13
「学会」という言葉の響きが、なんだか高尚な感じがする。自分が多忙であることを伝えるときにも「学会なので」とか言うと、対外的にカッコつく気がしてしまう。とか書いてはみたが、わたしにとってはどの学会も「アウェー」で、お昼はいつもぼっち飯。スマホいじったりしてぼっちではないアピールにいそしむ。学会で楽しそうに話をしているグループを見ると、あの人たちはどういうつながりなんだろう?やっぱり東大か
2019年9月28日 20:24
いまわたしは、Holger Cahill(1887-1960)という人について調べている。その人のことは前の投稿にも書いた。で、ずっと悩んでいたのは、この人の名前はなんと読むのかということ。日本の数少ない先行研究には「ホルガー・ケーヒル(ケイヒル)」と書いてることが多い。でも「ホルジャー」なんじゃない??って疑問だった。でも証明する方法がない。誰に聞けばいいのか。電話して聞くの
2019年9月24日 17:49
6章立ての博士論文の6章目を書いているところです。世界大恐慌のとき、アメリカ政府はアーティストたちも「失業者」であるとして、彼ら彼女らの雇用を打ち出します。それが、連邦美術計画でした。油絵・彫刻・壁画・ポスター・民俗模様収集・地域での美術教室など、いろんなプログラムでアーティストを雇用しました。出来上がった作品は美術館のように行きにくい場所でなく、本当に路上に展示したりしました。
2019年9月21日 19:52
6月25日に教務課に提出した「博士論文資格審査」が通りました。審査用に博論の要約(6000文字)と、査読付き論文(2本)を提出しました。博論を提出する資格が認められたので、半年以内に提出することになります。わたしのいる講座(研究室)はお互いにあまり関わらないところで、「博士号取ろう!」とか「学会賞取ろう!」とか言う人も誰もいません。ゆったりとしていて、ありがたい反面、どうやって学位を