絵本づくり教室 追加個別指導 文字の配置
前回からの課題「文字の配置を見てもらうために、本描きをすべて完成させて、印刷屋さんでのスキャニングをすませ、文字を配置したら先生に連絡してデータを送る」をした上で、個別指導を受けた。
その指導前のスキャン時、わたしは大ミスをした。
「A3でスキャンするように」と先生から言われてメモもしていたのに、印刷屋さんに四つ切りサイズの紙をそのまま持っていって頼んだせいで、A2サイズで頼んだことになり、スキャニング代が想定の10倍以上の2万円を超える額になってしまったのだ。
印刷屋さんから額を聞いて「いま手持ちにないので」と驚愕しつつも「後払いでもいいですか?」と言ってしまったのは、何より急いでいたからである・・・。
その日にスキャンができなければ、個別指導を受ける日がなくなり、そのあとの教室最終日に間に合わなかった。
もっと余裕をもって絵を描けていたら、「めっちゃ高いんやけど、ほんまにこれでええんかな?」と誰かに相談する時間もあっただろう。作業は余裕をもって、早め早めにやるべきという教訓にするしかない・・。
そんなこんなを経て迎えた個別指導。
文字の配置は、スキャン後にもらったデータを無料ソフトのメディバングペイントプロで開いて行った。
先生からは、絵に対しては「全体的によい。時間をかけてかいただけある。お風呂のシーンがほっとする」と言われる。文字入れしたデータについては「考えた跡は見られるが、せっかくの絵がもったいない配置になっている」とコメントをいただいた。
配置について、自分で「ここしか空いてるところないだろう・・」といろいろ考えたが、先生の直しにしたがって置き直すと、格段に見やすくなった。余白が活きるというか、見開き2ページ分を、しっかり一画面として受け取れる感じがした。
先生曰く、「絵のあるところに文章を置く。その文章の動作は誰がしているのか」を考えることが大事だそう。
あと、セリフで改行するとき、カッコにあわせて文字を下げなくてもいいというのも「へぇ〜〜」だった。
たとえば、
「おふろに はいりたいのに
たらいに あなが あいてるの」
ではなくて
「おふろに はいりたいのに
たらいに あなが あいてるの」
↑ここ。ここを字下げしなくて(空白をあけなくて)OKらしい。
他の絵本の表記を確かめてみると、たしかに下げていない作品が多かった。
全部揃えてある作品もあるけど、わたしが見慣れているのは字下げしない方だった。そしてそのちょっとしたことで、また見開きの印象がガラッと変わるのだった。
*
痛手は負いつつも、無事に文字入れまでクリアした。
あとは教室最終日までに印刷して、当日会場へ向かうのみである。
最後1ヶ月半が怒涛であった・・・
絵本づくり6回目に続く〜
※イラストは、文字入れ後の絵本の一場面。
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