豆皿かたち編
みなかわねこの人気アイテムは、豆皿です。
そんな豆皿ストーリーを、少しづつ振り返ります。
まずは、かたち編です。
私の窯は、小さな窯なので、ワンプレートのような大きなお皿は、効率よく焼けません。
なので、必然的に小さなうつわを作ることになりました。
最初は、今よりもずっと小さく4cm程度で、私自身は「豆皿」と思って作っていましたが、なに用か分かりにくいアイテムでした。
表に描かれる絵も猫らしくなく、見て下さるお客様も苦笑や困り顔だったように思います。
フリーハンドのカットで生まれた7角形としずくの形ですが、制作はじめは、完全フリーハンドで7角形でもなく、しずく型でもありませんでした。
少しずつ私もしっくりするかたちで、お客様にも評判の良いこの2つの形になりました。
そんな2つかたちは、自宅で使っているうちに、キッチンの引き出しに立てて収納できるサイズと発見しました。
(豆皿と呼ばれるものは、大体そんなサイズなので、今思うとそう驚くことでもありませんでしたが)
いろんな声を聞きながらちょっとずつサイズは大きくなるのですが、引き出しに立つサイズは、今も守っています。
そして、7角形もしずく型も「どんがり」が、あることで、引き出しの開け閉めでコロコロ転がらないことと、再発見します。
元々は、丸にはしないとはじめた7角形としずく型は、ほんのちょっと暮らしに役立つアイディアを秘めていて、みなかわねこの定番となっていきました。
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豆皿の収納・・・棚で重ねて収納すると、使うもの優先で、豆皿などは端っこや奥の存在になり、整理や大掃除のときに「久しぶり、こんなのあったわね」となっていがち。
キッチンのお箸を入れる引き出し、特に手前の壁に立てかけて豆皿を収納すると、ほんのちょっとしたときにサッと取り出せて、便利に使えます。
ちょこちょこ使うようになり、自分の使い方アイディアも生まれるかもしれません。
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今年最後の出店が、今週末22日(土)です。
是非、豆皿かたち編も頭の片隅に、実物の豆皿や小さなうつわ達を見に来て下さい。
実物の豆皿を手にすると、立ててみたくなるでしょう笑
12/22(土) 11~19時
「万世橋マルシェ」
マーチエキュート神田万世橋
東京都千代田区神田須田町1-4-25