LINE Fukuoka(Smart City戦略室)インターンを検討されてる大学生へ
こんにちは。LINE Fukuoka株式会社 Smart City戦略室 室長の南方です。
この度、私たちの組織でのインターンシップ受け入れを公表しましたので、私のほうから少し、組織のことやインターンシップで得られそうな経験についてお話ししたいと思います。
■まず、インターンシップの概要はこちら
※最初に課題提出があります
■Smart City戦略室って何やってるところ?
2018年8月に、福岡市とLINEおよびLINE Fukuokaが包括連携協定を締結したことをご存知でしょうか?
↑左から、LINE株式会社 代表取締役社長 出澤、福岡市 高島市長、LINE Fukuoka株式会社 代表取締役社長 落合
簡単に言うと「LINEの技術をつかって福岡市を便利にしていこうぜ」というような協定になります。これを少しかっこよく言うと、「福岡市をLINEを活用してSmart City化していく」というわけで、私たちSmart City戦略室という組織が生まれました。
Smart City戦略室は4つのチームで構成されていて、ワンチームでスピーディにプロジェクトを進めていきます。
・Smart Governmentチーム(自治体との事業企画)・Smart Paymentチーム(民間企業との事業企画)・Data & Developmentチーム(開発およびデータ分析)・Global Promotionチーム(国内外への発信)
■Smart City戦略室はどんな人がいるの?
新しくできたばかりの組織で、組織のメンバーも大半が入ったばかりのメンバーです。(2018年以降入社が8割くらい)
みんな中途採用で、年代的には20代後半~30代中盤くらいな感じです。男女比はほぼ半々です。
また、新卒採用1期生(2020卒)も、内定者アルバイトとして働いてくれています。
組織風土は、とにかくポジティブ!
街の未来を創っていく仕事で、みんな未来を向いて仕事をしてるので自然とそうなりますよね。
ただ、リアルな話、仕事はしんどい場面がたくさんあります。新しいことをやるときは既存の枠組みとの利害調整が発生したり、そもそも新しいこと・WOWなことを考えること自体、脳に汗かき、大変です。
そんな、難しい案件や大変な調整ごとに対しても、笑顔でポジティブに進めていく風土は、この組織の魅力のひとつかなと思います!
■インターンシップの見どころは?
①スピード感に驚く
私たちは、一つの案件を3ヶ月~半年くらいでリリースします。現在は複数の案件が同時並行で動いているので、だいたい月1くらいの頻度で世の中にニュースを出していることになります。
ざっと、リリースしたものを羅列してみますが、特に今年3月以降はかなり頻度高めです。
2018年8月23日:包括連携協定、締結2018年9月19日:粗大ごみ受付窓口チャットボット実証実験開始2019年1月9日:お席で注文・決済、先行導入2019年3月6日:AI引っ越し証明書案内、開始2019年4月1日:LINE Pay、福岡市でキャッシュレス本格導入2019年4月1日:市税支払、対応2019年5月21日:傘シェアリングサービス「アイカサ」と協働2019年6月25日:道路公園等通報機能リリース2019年7月1日:粗大ごみ受付窓口チャットボット LINE Pay支払い機能追加の実証実験開始
私たちはこれらの案件を、兼務者含め15名くらいの組織で創り上げています。
なぜこのようなスピード感が実現できるのか?
・・・それはインターンシップ参加してからのお楽しみです^^
②世の中(特に福岡市)へのインパクトを感じる
上記のような案件は、リリース後の市民の反応が目に見えて分かります。データを分析してみたり、SNSの反応を見たり、ダイレクトに成果を感じることができます。
インターンシップといっても、ただ学んでもらうだけでなく、実際にある程度責任ある仕事もやってもらいます。そして、ちゃんと成果に結びつけてもらいます。
その成果に対し、家族や友人から「あれ便利だよね!」みたいに言われるのは、なかなか嬉しいものですよ^^
③“いい仕事”を創るために必要なことが分かる
インターンシップとしては、これが真髄ですかね。
学生さんにとっては、「いい仕事を創るためにはまずはスキルだ!」みたいに思うかもしれません。たしかにそれもそうなのですが、実際には、組織のメンバーとか風土とか、ブランドとか、色んな要素が関係してきます。
またスキルといっても幅広く、奥深いので。
前述のとおり、3ヶ月くらいあれば一つの案件がリリースされるので、その過程を見ながら、どういう人がどういう動きをして、どういう発言をして、何がどうなったからうまくいったのか、そのリアルを見て、学んでほしいなと思います。
■インターンシップの選考課題
5年後の福岡市が抱える課題を調査し、その課題の影響を最も受けるのはどんな人なのかを分析してください。また、その課題の解決策を、LINEのサービス/技術を用いて提案してください。(提出形式不問)
ちょっと抽象的なお題ですが、是非色々調べたりヒアリングしたり、まずはご自身なりに福岡市のことを考えてみてください。
それでは、エントリーお待ちしてます!