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みなかみの水を味わい尽くす、おいしいお蕎麦と天婦羅界のジョニーデップを食す旅

2022年、気づいたら年が明けて早1か月。
年末から「大雪」「大雪」ってあのレミオロメンの名曲「粉雪」だって、鼻歌でも場違いなくらい降った。

みなかみで初の冬を過ごす

東京の友人は「雪大丈夫?」って連絡をくれたけれど
冬でも松崎しげるに負けないくらい綺麗に日焼けしたわたしの上司は、雪なんて関係なく、年末に”つきたて”のお餅を届けてくれる。
もちろん渋谷で2900円の日サロじゃなくて、農家の働き者の日焼け(お餅のもち米だってもちろん自家製!すてき!)だけれど、便宜上この上司を「しげる係長」と呼ばせてもらう。

そう、肝心のお餅は、毎年食べるサトウの切り餅とは(サトウの切り餅も大好きです)レベルが違う。あっという間になくなりました。
「しげる係長、ごちそうさまでした」

下の写真は係長のさらに上司の課長が作ったお正月飾り、みんな当たり前のように伝統を受け継いでいて憧れる。

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年末年始が教えてくれたこと

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ちょっと行けばスキー場。
それでいて顔がタイプの夫がスノボ(本業でもある)を教えてくれちゃったりして
「ロマンスの神様」を歌って、浮かれていたけれど

結構スパルタだったし、
知り合いいるからあんまりベタベタしないでよねって釘刺されたし、
広瀬香美のようなハイトーンボイスは出ないし

「楽しさ」「おいしさ」「恋人と夫婦の違い」も、

「音域の狭さ」も教えてくれた、今年の冬。


話は本題
「ウォーターツーリズム」なるものを体験した

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みなかみの水を感じる「楽しく」「おいしい」体験ができる新しいプログラムがあると聞きつけ、いざ旅へ。

今回ももちろん、みなかみの「ビル・ゲイツ」(前回記事参照)とともに。
おすぎとピーコ。桑田佳祐と原坊。
こと櫻井藍、この2組と同様
「ビル先輩」の楽しいことは、相棒ならぬ「藍坊」として共有しないわけにはいかない。そしてなんと「しげる係長」も一緒に!

運転する「しげる係長」、助手席の「上沼恵美子」、車の中でも「ビル・ゲイツ」

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普通の上司なら許されざる状況。ジャイアント馬場だったら、16文キック食らっちゃうはずだけど
しげる係長ともなれば「運転するのが好きだから~」と軽く引き受けてくれるのだ。
わたしは助手席に鎮座し、ナビするでも、気を利かせてペットボトルを開けるでもなく、クッキング中の上沼恵美子のように何もせずにしゃべり続ける。

一方、後ろに座るビル先輩は車内でもパソコンを続ける、きっと車に乗っていることすら気づいていないというほど、自然と仕事をする。
そう、どこにいても「ビル・ゲイツ」。

そうしているうちに到着

9つあるみなかみの水を体感するプログラムのうち今回は「みなかみの水で打ったお蕎麦」の体験
JR水上駅から約30秒「そば処 くぼ田」

前談ですが
「みなかみの蕎麦はおいしいのよ~水がおいしいからね~」
結構いろんな人から聞かされた、耳にタコができるくらい(いい意味で)

「うそ~、そんなに違うもんですかね~
わっ!ほんとだ、瑞々しくて、よく締まってる」

と深夜のテレビショッピングのような感じで、
今やわたしもみなかみの蕎麦の虜です。

じゃあなんでおいしのよ?といわれると言葉にするのは難しい
ということで、今回のウォーターツーリズムを楽しみにしていた。


初対面の麺々

到着後お品書きを舐めるように見る「我が家」ならぬ「我が課」3人組
なかなか味わえない逸品たちが名を連ねている。

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(ちなみに、写真はおしゃれな加工をしているのではなく、テンションの上がった2歳の怪獣に投げられてカメラの調子が悪いだけである)

ここからは一気に
ドドン

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ドドドーン

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長谷川穂積並みの連続パンチを食らう「お、美味しい」

「蕎麦の50%は水でできている」
お湯で茹でるときに吸う「水」、冷水で締めるときにさらに「水」を吸う。利根川源流の「おいしい水」が蕎麦にいきいきと主張する。
ツルツルの喉越し、豊かな香り。幸せを噛みしめながら、3人仲良く食べました。

お蕎麦と一緒に食すは、
みなかみ産ブランド舞茸「すくよか」と海老の天婦羅。

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天婦羅って「海老が主役」みたいなところがあるし、もちろん美味しいけれど、この舞茸の大きさ!存在感、旨味、香り、瑞々しい食感!ぷりっぷり。

パイレーツ・オブ・カリビアンのジョニー・デップである。主役かと思ったよ、君は天婦羅界のジョニー・デップだわ。なんて舞茸に話しかけながら

あっという間に味わい尽くし

これでもか~!と
蕎麦ぜんざいと食後のドリンク

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そば粉で作られた白玉はふわふわ、もちもち。赤ちゃんのほっぺ状態。

みなかみには美味しいお店も食材もいっぱいあって、「美味しい美味しい」って無邪気に食べているけれど、
そこには素晴らしい水や、自然環境、そこで育つ豊かな作物に加えて、作る人の情熱があってこそ。素晴らしいコラボレーションにおなか一杯、心も満たされた。

みなかみユネスコエコパークならではの「水」に想いを馳せるツーリズム
他にも素敵なコンテンツがたくさんあります~


今月31日まで(予約は3日前までに)、急いでチェケラ~!
https://waterland-minakami.jp/

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◎文:あい


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