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シンエヴァを見て思ったこと
2020/3/16の虚行通信です。感想。
見た
シンエヴァ見ました。
色々言いたいことはあるんですが、今回はネタバレありで良かったところを挙げて「良かったね~」って言います。
何故なら楽しいから。
それでは行ってみよう。
・エッフェル塔
一応作品での時系列順に感想を書いていきます。
という訳でまずはパリのネルフのコア化を治すところ。
ここは事前にEVAEXTRAとかで公開されてた部分なんですけど、いかんせん見たのが去年の夏頃とかだったんで、すっかり忘れてましたね。
まあここで特筆すべきは真希波の存在感ですね。
今まで破、Qとちょっとずつしか出番がなかった真希波・マリ・イラストリアスが大活躍中の大活躍、江戸っ子顔負けの大太刀回りでバッサバッサと使徒もどき(赤木博士談)をぶちのめしていきます。
ここのマリさんの自由さ、爽快さといったらないですね。
配給会社のロゴが出る部分ですでにマリさんの鼻歌が鳴り響いてましたから、その存在感といったらないでしょう。
マリは今までの新劇場版で活躍しなかった分、今回のシンエヴァで大活躍しますから、印象の薄かったQまでと比べて、このアバンだけ見ても魅力的なキャラだという事が十分に伝わってくる良い出来だったと思います。
かくいう私も彼女の口調と声質にメロメロでしたから、
この時点でシンエヴァのベストガールはマリに決定していたといっても過言ではないでしょう。
口調に関して言えば、今までは語尾の「にゃ」ばかりに目が言っていましたが、今回は会話シーンが多いこともあって江戸っ子的といいますか、独特な口調も更に際立って見えます。これは非常に良い点ですね。
あとこのシーンのマヤさんめっちゃ可愛いので注目です。
・第三村
第三村のパートは、今までのエヴァと一線を画す描写の連続でした。
序、破で描かれてきた近未来的な都市の魅力とは異なる、昭和の香り漂うの自給自足生活の優しい魅力。
見ているだけで草や土に香りや虫の鳴き声が聞こえてくるかのような、美しい自然の描写は圧巻です。
このパートを見るためだけにもう一度劇場に足を運んでも良いくらいです。
それくらい個人的にはお気に入りのシーンですね、野菜がすげえおいしそうなのよ…いやマジで。
となりのトトロの川の水で冷やしたキュウリぐらいおいしそうなのよ。
色々書きたいことはあるんですが、全部書いていると疲れちゃうので、ここからはかいつまんでいきたいと思います。
まずはトウジ、生きててよかったねえ…
医者やってたんだねえ…委員長と結婚して子供もいて幸せだねえ…
次はケンスケ、ケンスケはなあ…
新劇だとケンケンとシンジの友情はあんまり描かれてないんだけど、アニメ版だと家出したシンジがケンスケの張ったテントで一緒に星を見るシーンがあってさ…あれめっちゃ好きなんだよね…
でもまさかケンスケとアスカが仲良くなるとは思わなかったですよね。
破でもそんなに絡みがあったようには見えないし、アスカがケンケンのどこに惹かれたのかぜひともアスカに聞いてみたいですね。聞いてみたいですね!!!(急に飛来したノマカプにテンションの上昇を隠せないオタク)
ちなみに私は綾波派ですが、シンエヴァは綾波殆ど出てこない(後半髪伸びてちょろっと出てくる)だけで後はほとんど「アヤナミレイ(仮称)」が出ずっぱりなので、この第三村のシーンは特に他人事感が強かったというか、作品として純粋に楽しめてたんですけど、
アスカ派の人、ケンケン呼びのところとか修羅場の空気感になってたんだろうなと思います(知らんけど)
ただ、昨今のネタバレを避ける風潮のせいで、全くアスカ*ケンスケの供給が追い付いてないんですよね。
もうネタバレとかいいから二次創作をよこせ~~~!!!!!!!!!
アヤナミレイ(仮称)は純粋に可愛かったです。
もうね…日本の宝だよね。
あそこだけよつばと!だったもんね。
でもね…
これはツイートもしたんだけど、アヤナミレイが感情を覚えてゆくたびに、綾波レイの不在が際立って、凄い悲しくなっちゃった。
第三村のアヤナミレイ(仮称)のシーンは、綾波レイじゃないからな…とおもってしまったので見てる時気持ちが乗ってなかったと思う。
— サザンクロスP (@zanctuary0623) March 15, 2021
どの綾波でも綾波だと思えたら違うのかも知れないね。
つまらなかったという意味じゃなくて、彼女が輝きを手に入れてゆく過程を見る事で、綾波の不在がより際立つというか…
— サザンクロスP (@zanctuary0623) March 15, 2021
綾波レイはもういないんだな…と思って悲しくなっちゃった
そうそう、そうなのよ、流石私、私の言いたいことを全て文章にしてくれている。ありがたいねえ
シンちゃんがクソほどおちこんでましたね。
今作のシンジは後半で覚醒するんですが、このクソおちこみパートが結構あるんで、なんか後半で急に元気になった感じがしてちょっと面白いです。
あとですね、アスカがシンジにレーションを食べさせるところの作画がムビマスのプチシューぐらいヌルヌルしてたので、次見る時は注目しておきたいところですね。
・ヴンダーなのかブンダーなのか
どうやらヴンダーらしいです。
で、まあその後の最終決戦前ですよね、ここも書き始めると長くなるから割愛しますけど、
ヴンダーで地獄の門?ネルフ本部?ちょっと良く思い出せませんが、まあとにかく最終決戦の場に突っ込むところは、キャプテンハーロックとか宇宙戦艦ヤマト的な戦艦ものとしての面白さが詰まっていました。
Qでヴンダーが出てきたところでこういう戦艦バトルをやりたいんだろうな~とは思ってましたけど、結構本格的というか、敵も戦艦タイプのものが出てきてましたし、激アツのバトルシーンだったんじゃないでしょうか。
その後の、マリとアスカがATフィールドを突破するくだり、あれって「瞬間、心、繋げて」のセルフオマージュってことでいいんですかね??
8号機と2号機が二人で空中掌底をぶちかましたところは、思わず「いっけー!!!!」と叫びたくなるような熱いロボットアニメパワーを感じました。
で、まあなんやかんやあってシンジがエヴァに乗るところですよね~
あそこのミドリさんはマジでいいキャラしてました。
正直Qで登場した時は、コイツ必要か?と思ってたんですけど、いや~良かった。
あそこでシンジをエヴァに乗せるというミサトさんの決断は、ある意味身内的といいますか、共に死線を潜り抜けてきたミサトとシンジの信頼関係があってこそだと思うんですよ、
そこで、ミドリというキャラが一般人の視点として割り込むことによって、物語が一面的でなくなるんですよね。
今までのエヴァは、ずっとネルフと使徒、ゼーレ、チルドレンみたいに、関係者だけが物語にかかわっていて、一般人は空気に等しかったと思います。
ただ、今回のシンエヴァでは序盤の第八村のシーンで一般の方々の描写、エヴァの世界で「生きている」人々の描写が生活の基盤や仕組みからそこに生きる人の気持ちや意志まで非常に丁寧に描写されています。
そうしたニアサードインパクト後の日常を緻密に描写したのであれば、シンジへの憎しみを持つキャラもいておかしくないはずです。
そこでミドリというキャラが効いてくるわけですね。
いわゆる「ゆとり世代」然としてキャラクター造形で、歯に衣着せぬ物言いが特徴のミドリさんであれば、シンジに対して銃を向ける事だって不自然ではありませんし、寧ろこの描写があったことで、第八村で描かれた一見幸せに見える生活も、
シンジが起こしたニアサードインパクトの傷を大きく残したものであることが際立ちます。
そして、それでもシンジに頼らざるを得ないヴィレというのは、視聴者的にはシンジとゲンドウの最終決戦が楽しみなシーンですが、ミドリさんやサクラさんからしたら、いや他のヴィレクルー全員から見たら最悪です。
シンジがゲンドウと対話するシーンのあとは、殆どミドリさんたちは出てこないので、銃をおろした時どんな気持ちだったのか、そして最後作り替えられた世界で親と再会できたのか等、色々気になりますね…
いやマジでブルーレイの映像特典とかで多少そこら辺のフォローをしてくれ!頼むぞカラー!!!
後半の展開と、それを受けての意見
後半、特に目立ったのが専門用語の羅列です。
一切劇中での説明がない単語が次から次へと出てきます。
エヴァは難しいといわれるようになった原因の一つである意味深な用語達なんですが、シンエヴァではそこまで理解していなくても雰囲気で見れるようになっていたので安心しました。
シンエヴァでの人類補完計画はどのようなものなのか、黒い月って何?槍って結局何なの?等々沢山の疑問が我々を襲ってきますが、無視しましょう。
多分後で解説本が出ます。
そもそも劇中で説明が無いものをどうやって理解しろというのでしょうか。
なんで、ここら辺の難しいセリフは完全に無視していいと個人的には思います。
まあそんなわけで、なんやかんやあってゲンドウの独白を聴くシンジ…
ここめっちゃ良かったですよね。
シンジとゲンドウという親子が一番深い部分でつながっていたという事がわかってさ…本当良かった…
あと髪伸びたレイ可愛かった…
あそこ速足だったから出てくるシーン自体は少ないんだけど、Qからずっと出てこなかった「綾波レイ」がついに出てきてくれて、綾波派の私としては感無量でした。
最高。
アスカはまた大人になってねえ…
誤解を恐れずに書けばムチムチでしたね(保険掛けたけどやっぱキモイな)
でもね、あのテレビアニメ版、そして旧劇場版の情緒不安定アスカとは到底思えないほどの可愛さでしたね。
ここのシーンのフィギュアでるのいつになるのだろうか…楽しみ…
カヲルくんと加地さんも出てきたね。
なんかもう…ここら辺は考察勢にお任せします。
ちょっと色々難しいですからね。
んで最後のマリさんね。
というかなんか急に雑になってない?と思う人いると思うんだけどね、
あのね、この記事書いてる時に途中まで書いて
「これ別の記事にした方がいいな…」
ってなって結局この記事三つに分裂したんだよね。
だからもうあんまり書く気力が無いのよ。ごめんね。
で、マリさんね、
正直ここについても言いたいこと色々あるんだけど…
それを書きだすとまたもう一つ記事を書かなきゃいけなくなって一体今日だけで何個記事書くの?あと何回キーボードタイピングすんの???
ってなってクッソだるいからゆるしてくれ…
そんなわけで気力を失ったためここらで終わりにしたいと思います。
みんなもシンエヴァの良かったところ聞かせてね!
オマケ
アヤナミ可愛いねえ