石河美奈

青果店店主とチアリーダー育成やプロデュース業の両立に挑戦中。選手と観客の気持ちを〝応援〟という形で繋ぐチアスピリットは商売やまちづくりというフィールドでも変わらないなと感じています。今を一生懸命に生きています。 https://00m.in/IcOZr

石河美奈

青果店店主とチアリーダー育成やプロデュース業の両立に挑戦中。選手と観客の気持ちを〝応援〟という形で繋ぐチアスピリットは商売やまちづくりというフィールドでも変わらないなと感じています。今を一生懸命に生きています。 https://00m.in/IcOZr

最近の記事

福島の桃から学ぶ人材育成 〜応援の力が生み出す笑顔の連鎖〜②

第2回:風評払拭のために 〜チアリーダー魂で故郷応援〜東日本大震災と風評被害 東日本大震災から13年が経ちました。原発事故の影響も重なり、福島の農業は大きな打撃を受けました。風評被害という見えない壁は今でも立ちはだかっています。福島で生まれ育った私も、津波と震災と風評被害という3重の苦しみに直面する皆さんの姿をそばで見てきました。 ミスピーチキャンペーンクルーとの出会い 私がミスピーチキャンペーンクルーの教育に携わるようになったのは、この震災がきっかけでした。家業の青果

    • 東日本大震災と福島の農産物への影響

      2011年3月11日に発生した東日本大震災は、地震、津波、そして福島第一原子力発電所の事故という三重の災害をもたらしました。特に原発事故は、福島県の農業に深刻かつ長期的な影響を与えました。 直接的な被害: 農地の損壊 農業施設の破壊 農業機械の流失 原発事故による影響: 放射性物質の農地への降下 作付制限や出荷制限の実施 農業者の避難による生産中断 福島の桃への風評被害 福島県は日本有数の桃の産地で、震災前は生産量全国2位を誇っていました。しかし、原発事故

      • 福島の桃から学ぶ人材育成 〜応援の力が生み出す笑顔の連鎖〜

        コラムスタート!すっかりご無沙汰してしまいました。この春、環境も代わり、連日忙しくしています。その中で多くの気づきもあり、備忘録として残していきたいと考えました。初回のテーマでは、いよいよ福島の桃シーズン到来ということで、福島の桃の魅力と、それを伝えるクルー達の様子をお届けします。私自身の経験を活かし、ミスピーチキャンペーンクルーの教育に携わっています。この連載では、地域の誇りを伝える活動がいかに人を育て、そして地域を活性化させるのかなどもお伝えできればと考えています。 第

        • 東日本大震災から13年。未来へ繋ぐ想い。

          3月11日、東日本大震災から13年。 あの日、多くの人々が命を落とし、大切な故郷を奪われました。私たちは、あの日の記憶を決して風化させてはいけません。 風化の危機と、伝える責任 年々、震災の記憶は薄れ、他人事のように捉える人も増えています。しかし、私たちは未来ある次の世代に、命の大切さ、故郷への思い、そして日頃の備えの重要性を伝え続ける責任があります。 スポーツとチア:未来への架け橋 人と人との交流が希薄な現代において、スポーツやチアの活動は、震災の教訓を次世代に伝え

          東北チア・ToBiRaプロジェクト ②

          ToBiRaプロジェクトとは 東北チアプロジェクトの復興支援活動「ToBiRaプロジェクト」は、世界で活躍するチアリーダーなどが制作したダンスを通して、震災時の経験を風化させず次世代へ伝え続けることを主な目的として活動しています。 東日本大震災で多くの命を失い、原子力災害では世界中から福島を哀れむメッセージを受け取ってきました。そんな時に、連絡をくださった海外で活躍する日本人チアリーダーの皆さんとの交流を通して、「私たちは可哀想なんかじゃない!この経験があったからこそ、世界

          東北チア・ToBiRaプロジェクト ②

          東北チア・ToBiRaプロジェクト ①

          3/12は復興応援試合 ベガルタ仙台 VS いわきFC の試合における在仙3球団チアコラボについて発表がありました。 震災を経験したクラブと、震災をきっかけに誕生したクラブ。 いずれも、故郷のシンボルとして、復興の一助となることが、被災地のスポーツクラブの使命だと考えています。 今年、各球団のチアリーダーになった子達の中には、12年前のあの日、被災し避難したメンバーもいますし、キッズチアとしてボランティア活動を行なっていたメンバーもいます。今、トップメンバーとして、それぞ

          東北チア・ToBiRaプロジェクト ①

          果物の食育

          みらいチアフルチケットプロジェクト始動 おはようございます。 今朝も寒いですね。 新型コロナウイルスが世界的に大流行となっていますが、冬の寒い季節はインフルエンザや風邪など、コロナウイルス以外の感染症も心配です。 免疫力アップを心がけましょう! さて、チアフルカフェでは「みらいチアフルチケットプロジェクト」を開始しました。 企業や個人の方からの支援の元に、チアフルカフェの生搾りジュースを通じて、「未来ある子どもたちの味覚を育て、ココロもカラダも元気に。そして、まちに笑顔の

          果物の食育

          スポーツとフルーツによるまちづくり応援 

          老舗青果店の後継ぎ チアリーダーのプロデューサーとは違う、もうひとつの顔。 それは、いわき市で60年続く老舗青果店の代表。 数年前に他界した両親の跡を継ぎ、チアの仕事と両立しています。 青果店の人気は「無添加ドライフルーツ」 福島のくだものは東日本大震災と原発事故後、風評被害で買い手が減り、生産や販売に関わる人の落胆ぶりを間近で感じていました。 チアリーダーとして避難所や仮設住宅の訪問活動をしていたときには、避難を強いられ田畑を耕すことができなくなった生産者の皆さんの

          スポーツとフルーツによるまちづくり応援 

          追悼

          終戦記念日の8月15日。 あれから77年。 私が某省社会援護局で働いていた時には戦後50年の節目の時で、日本武道館で戦没者の遺族の方々の対応に追われていたことを思い出します。 テレビで見る、遺族の方々が高齢になっていく姿を見る度に、いろいろなことを考えます。 勿論、私も戦争は知りません。 当時、中国に残留してしまった日本人を帰国させるための手続きや、帰国した後の自立支援センターでの研修の手続きのため、手紙でやりとりをしていました。 戦後50年が経ち、顔が似ていても「

          東北チアプロジェクト 再開!

          とっても、久しぶりのnoteです。 いろいろなことがありすぎました。とても濃い時間を過ごしています。 さて、以前にチアOGの皆さんと取り組み始めたプロジェクトが、コロナをきっかけに活動を控えめにしていましたが、再開することにしました。 「東北チアプロジェクト」は、東北出身のチアやダンス経験者が中心となり、東北の未来のために貢献するプロジェクトです。 東北にも様々なプロスポーツが誕生し、と同時に、そこで活躍したチアやダンサー達が沢山います。現役時代には厳しい環境の中で活動し

          東北チアプロジェクト 再開!

          ぶれない・折れない

          お正月休みや金比羅例大祭が昨日のことのように思うぐらい、あっという間に時間が過ぎていました。 本当に早いです。 結局、noteも三日坊主になりつつあります….. 先日、ベガルタチアリーダーズの体験説明会を行ったばかりなのに、なんと、もう明日にはホーム開幕です。 どんな時にもクラブに寄り添い、ロールモデルとして地域社会に貢献できる人材育成を目指したいと思います。 昨シーズンからはトライアウトという形ではなく、強い気持ちさえあればベガチアの活動に参加ができるという形態に変えま

          ぶれない・折れない

          地元にお店が存続するということ

          昨日、いわき湯本は【金比羅神社例大祭】でした。 昨年は露店が無し、今年も少し縮小しての開催ではありましたが、祝日ということもあり多くの参拝客が湯本に訪れました。 「ここ、スムージーやさんだよね」「あ、チアフルカフェだ~」「ドライフルーツ美味しいんだよね」「クレープ食べたーい!!」という声も聞こえてきて、少しずつ地元に定着してきているということを感じたり、普段は車で通りかかっていても、なかなか立ち寄る勇気がないなんて方も、足を運んでくださったりで、とても嬉しかったです。 我

          地元にお店が存続するということ

          信頼

          今日は2年ぶりにTCAアカデミーのお楽しみ会を開催しました。 お楽しみ会とは、アカデミーで学んだことの成果を発表しながら支えてくださる皆さんに感謝をする会です。 TCAアカデミーの目的は、様々な経験をもつスペシャリストとの接点をもつことで、子ども達の無限の可能性に“きっかけ”を提供したいと思いスタートしました。何年前にスタートしたかは定かではありませんが、おそらく15年前くらいかな… チアリーディング経験のある私、バトントワリング経験のある真由美先生と美智代先生、ジャズダ

          風習

          年末からnoteにチャレンジしています。 その日その日で感じたことや、吸収したこと、素敵だなと思ったことを忘備録として残したいなと。 三日坊主にならないよう言い聞かせています😊 さて、今日は、1月7日です。 無病息災を願い「春の七草」と呼ばれる7種類の野草が入ったお粥を食べる風習があります。 せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ… 七草粥の風習は、古くは中国から伝わり、日本では平安時代の初期に宮中の行事となり、江戸時代になって庶民に広まったそう

          循環

          1/5は仕事初めでした。 朝は、いわき中央卸売市場の初市式。 夕方は、いわき市民新春交歓会。 東京ステイ中に感じた虚無感が、あっという間にかき消される1日になりました。 東京という都会では、道ですれ違う人のことも、カフェで隣に座る人のことも知らないし、興味をもつこともないし、それはお互い様。 もし、自分が今と同じスタイルの生活をこの地でしてみたらどうなるんだろう?なんてことを考えると… 知人と過ごす時間からも、自分の知識の少なさだったり、キャリアのなさだったりを感じてし

          2022年 よろしくお願いします

          お正月は福島の雪にびっくりして外に出られず、1/3から動き始めました。 本年もよろしくお願い致します♪ 久しぶりのライスボウル観戦。 私の人生を決めるきっかけにもなったライスボウルに出かけたのは原点回帰のためでもありました。 エキサイティングなゲームに興奮!且つゴリエちゃんとXチアのコラボ、お世話になっている北垣さんの勇姿も拝めて、もう、会場がパワースポットです‼︎ 沢山のエナジーを頂いたので、2022年は家業とNPOの両立を軸に様々なことにチャレンジしていきます‼︎ ち

          2022年 よろしくお願いします