坂本くんの国歌を耳にしたときの話
今日は【国歌独唱の日】なんだそうです。
…嘘です。
私の好きな歌手…坂本昌行さんが、2021年に、国歌を1人で歌った日です。
(1つの文章に3つも【歌】って文字が入っちゃったよ…)
Twitter(現X)でたくさんの方がそれについて呟いているのを見て、
私も書きたくなったんです。
でも、時は昼休み。あと45分ほどで終わる。
スマホしかない。無理。書けない。家に帰って書く。
…とは言ってはみたものの、もうすぐ22時になります。
眠いです(笑)。
ざっくりしたことは、ここに書いてあるのですが。
(ページ真ん中あたりです)
とある日、Yahoo!のリアルタイム検索に【国歌独唱】ってあったんです。
国歌って、その後に来るのは【斉唱】だと疑わなかったので、なんじゃ?と思って。
調べていくと、どうもV6のライブでの発言らしいと。
そして、坂本くんがそれをするんだ、ってところまではわかりました。
だけど、どの場で歌うのかがわからない。
なんだろな…って思いながら、そのこともいつか頭から消え去って。
数日後、日曜日。主人は仕事。
基本的に私、家で1人のときはテレビ番組はよっぽどのことがないと観ません。
ネットで…どうやって知ったのかは覚えてないけど、わかったんです。
サッカーの試合の最初に、坂本くんが、国歌独唱したのだ、と。
うわー! まじかー! ルヴァンカップだったのかー!!
昔はよく観てたのに、サッカー。
いつの間にナビスコカップじゃなくなったんだ。
…じゃなかった、それだったんか! 知ってたらテレビ点けてたなー…。
ん-…ちょっともったいないことしたな…。
そんなこと思いながら過ごしていると、主人が帰ってきました。
キッチンで夕食を作りながら、あ、そういえば、と。
「今日さ、ルヴァンカップの国歌、V6の坂本くんだったらしいね」
「あ、そうそう。お昼休みにちょうどテレビ点いてて、聞いた」
「え? そうなの? どうだった?」
「うん。うまかったよ。上手だった」
そっかぁ…そうだったのかぁ…あー、やっぱり点けとけばよかった!
ってか主人よ、あなた聴いたの!? えー! ずるい! うらやましい!!
「これこれ」
そう言って、主人はノートPCから坂本くんの歌う『君が代』を響かせ始めました。
(良い子はマネしちゃだめ。たぶん違法アップロードものしかないはず)
私はキッチンで、作業する手を止めて、それを聴いていました。
ああ、この人、ちゃんと歌手なんだな。そう思いました。
俳優が役を演じ分けるように。
歌手は曲を歌い分けるのは当たり前。
私はそう思っています。
声の出し方、声色、響かせ方、口の開け方、表情、表現力…。
ありとあらゆるものを使って、曲に寄っていき、自分のものにして、歌う。
それができる人が、歌手だ、と。
「ワタクシ、齢50でございます。歌を歌う仕事をしております」
私には、そんな歌声に聞こえました。
坂本くん、歌手じゃん。うまいじゃん。すごいじゃん。
11月1日を越えたら、私はこの歌声をたくさん聴いていくんだ。
うっわ、めっちゃ楽しみじゃん。
…楽しみどころか、抜け出せなくなっていくのは、ほんの少し、先の話。
そうそう。その『君が代』。
公式音源と全く同じタイムで歌い切ったそうで。
…リズム感っ!!
もう、ひっくり返るしかない。ひれ伏すしかない。
どうして11月1日を越えてから聴くことになってたのか。
それはこの辺を見ていただければ。
私は、坂本昌行さんの歌声が、大好きです!