いだてんのロス五輪回(第31話)が目からウロコの回だった
視聴率が悪いと噂の「いだてん」。
初めて大河ドラマを見てみようと思ってたものの、
3月ぐらいに忙しさにかまけて離脱。
7月ぐらいに第2部が始まるとのことで、
もう一度復活したものの、
最近3回分を溜めてしまっていた。
久しぶりにゆっくり見る時間ができたので、
まとめて見たのだが、
31話(8/18放送)が個人的に神回だと思ったので、残しておこうと思う。
以下、ネタバレ要素あるので、
見たくない方はここまで。
感動ポイントは
・エキシビジョンで日本泳法が行われたこと
・日系人が勇気付けられたこと
これはどちらも史実らしい。
満州事変後の不穏な中、日本がまだ少しだけ、
世の中で奮闘していたのだとは知らなかった。
満州事変から終戦までの14年は、
どうしても戦争でしか語られなかったから。
あと、それ以上に響いたのは、
「一種目モ失フナ」をはがした後に現れた、
近代オリンピックの創始者クーベルタンの言葉。
「オリンピックにおいて大切なことは勝つことではなく参加することである。
ここに続きがあるのは知らなかった。
人生において大切なのは勝つことではなく努力すること。征服することではなく、よく戦うことだ。
私は正直、
努力もしたくないし、戦いたくもないし、
のうのうと生きていたい。
オリンピック選手じゃないし。
だけど、なんか最近背伸びしてたなぁ、と、
ハットさせられた感があった。
"戯言"をはがした後に出てくるのは、
本質なんだろう。
いだてん、ちゃんと見続けよ。
オリンピックの歴史をちゃんと感じてから、
東京オリンピックを迎えるためにも。