深南(みなみ)

30歳。広報の仕事をしています。最近転職しました。エンタメ→出版

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最近の記事

「星の王子さま」を

久々に読んだら、とてもぐっときて泣きそうになった。 とくにゆっくり反芻したところ。 以下引用。(『星の王子さま』内藤濯訳・岩波書店) 友だちを忘れるというのは、かなしいことです。 「トゲは、いったい、なんの役に立つの?」 「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、そのひとは、そのたくさんの星をながめるだけで、しあわせになれるんだ」 「ぼくは、あの花のおかげで、いいにおいにつつまれていた。明るい光の中にいた。だから、ぼくは、どんなこ

    • YUKIと出会う、必然という偶然

      わたしがYUKIと出会ったのはいつだったんだろう。 幼いころ車でかかっていたジュディマリの「そばかす」を聴いたとき? 「JOY」「長い夢」「キスをしようよ」でどこまでも魅惑的な彼女を知った時? それとも大学生になって、初めてコンサートに行くことができてアリーナ中央のステージから彼女が現れたときの、あの衝撃と溢れる涙の記憶が、最初の出会いだったのだろうか。 YUKIの音楽はずっと優しい。 ”だいじょうぶだよ”と相手を、自分を、認めてくれるような、まるごと包んでくれるよう

      • 久しぶりに。 #いまから推しのアーティスト語らせて が楽しすぎる。何本か書きたいなあ。

        • 十年前の記憶

          「こころ、ぼそし?」 「これはね、”うらぐわし”って読むの」 彼女の澄んだ声が、夏の空気の中で僕のからだを鳴らす。 「うら、麗し――とても美しい、心にしみるほど良いって意味」 「なんで細い、なんだろ」 「うーん、美しいものをみたら心の細いところまで沁みていく、ってことじゃない?ほら、繊細、とかいうじゃん」 「ふーん」 「しらないけどっ」 そうやって笑う彼女につられて、僕もわらう。 心に残るほどの美しい景色、という記憶をだれかと共有するのはとても素晴らしいこと

          「小さな恋のうた」が、届きますように。

          業界の知り合いがこぞっておすすめしてくる映画があった。 「絶対損しないから、観て」 それが、「小さな恋のうた」だった。 せっかくだしなあ、と思い、チケットを買って観に行くことにしたのはいいものの、出演する俳優さんもぼちぼち知っている程度だし、正直劇場に入る直前までそんなに乗り気じゃなくて。2時間か~、、と比較的思い足取りで席についた。 のですが。 結論からいうと、2時間、ほぼずっと泣いてた。 めちゃくちゃ良かった。 (以下ネタバレ含みます。) 簡単に説明すると

          「小さな恋のうた」が、届きますように。

          愛がなんだっていうんだよ。

          遅ればせながら、「愛がなんだ」を観ました。 「好きになって、ごめんなさい。」という当初のキャッチコピーから、いつのまにか「全部が好き。でもなんでだろう、私は彼の、恋人じゃない。」というコピーが新しく添えられていたこの映画。いずれ観るんだろうなとぼんやり思っていた。でもなぜか遠い先のことのように思えて、大型劇場での公開ではない中で大ヒットしていると知っても、なかなか足をのばせなかった。絶対に苦しくなるやつじゃん、と思って、無意識のうちに避けていたのかも。そうしてずるずる過ごす

          愛がなんだっていうんだよ。

          凹む。

          先方からものすごい勢いで電話がかかってきて、めちゃめちゃ怒ってたから雰囲気にのまれて謝ってしまった。 かなり落ち込んだ。 メール見返したら、言われたようなことはしてなかった。 誰かと間違えたんだろうか。 あるあるだけど、なんか損したな。 かなしい。 それだけ。 思わずひとりごちる。

          比喩は比喩でしかない。その通りだなー。

          比喩は比喩でしかない。その通りだなー。

          嵐の活動休止発表に寄せて。

          すでにたくさんの方が書いていますが、自分にとっても忘れないように、記録させてください。嵐のことです。 ーーーーーーーーーーー 2019年1月27日夕刻。 久しぶりに時間に余裕ができたので、読みたい本を抱えてカフェに閉じこもっていた。集中してぶわーっと読み進めているうちに気づいたら1時間半くらい経っていて、仕事のメールがきていないかいったん携帯2台をチェック(職業病)、するとLINEが鬼のようにきているもんだから何事?とひらいて辿ろうとすると、友人が送ってきたスクショに目

          嵐の活動休止発表に寄せて。

          「中学聖日記」

          「先生に優しくしたい」 「起きたこと全部大切だから、忘れません」 「『この人しかいない』なんてない」 「辛い思いをした人は、必ず強くなれます」 ぐっとくる、心に染み入ることばが多いドラマだったなー。 主題歌もすごく良い。 「あなたに触れたいと思ってしまった」 っていう歌詞にどきっとする。 いちばん純粋で素直な気持ちだよね、「触れたい」って。 教師と生徒から始まった物語だけど、このドラマに限ってはハッピーエンドになって安堵した。 有村架純ちゃんの揺れる瞳と岡田

          「中学聖日記」

          #熟成下書き のお題がとってもいいなと思ったので久々にポスト。下書き20個くらい溜めてる……。でもなぜかそれを読み返すのも楽しいんだよな~。

          #熟成下書き のお題がとってもいいなと思ったので久々にポスト。下書き20個くらい溜めてる……。でもなぜかそれを読み返すのも楽しいんだよな~。

          「寝ても覚めても」

          一度生まれた愛は 二度と消えることなく 空と海のあいだを まわる まわる まわる tofubeatsの「RIVER」がずっと頭のなかで鳴っていた。本筋とは関係ないけどあのイントロのピアノは最高オブ最高。エンドロールが流れるのと一緒にさらさらと流れていく感じ。劇場で聴くのがまた良い。余韻の多い歌。 映画「寝ても覚めても」を観てからずっと、繰り返し思い出している景色がある。自分のなかにある美しい記憶と、すこしの後悔。 ※ 誰もが人生でいちどは心の底から恋焦がれる経験をして

          「寝ても覚めても」

          焼き付く蒼色

          電車なんか、動いてない。 暗くもなく、明るくもない、うっすら白んだ空の下。 世界から切り取られたようなこの時間、気づくと見慣れた小さな駅のホームに立ちすくんでいた。 いつから人は忘れるためにお酒を飲むようになるんだろう。 頬をさらう風が心地好くて、目を閉じる。 ふわりと聞こえてきそうな声は、もうどんな声が思い出せないのに。 日常では覚えていないような電車の色を、あのときの色を、私の脳はずっと忘れないままだ。 空を見上げてため息をひとつつく。 同じ空の下で息をしているなら

          ひさしぶりにヲタ活用の手帳買った。なんかいろいろ他にやることあるけど、寝る時間を削っていそしむこの感じ、懐かしくて激ハマりしてる。何にハマってるか、飽きなければそのうちnoteも書きます~~~

          ひさしぶりにヲタ活用の手帳買った。なんかいろいろ他にやることあるけど、寝る時間を削っていそしむこの感じ、懐かしくて激ハマりしてる。何にハマってるか、飽きなければそのうちnoteも書きます~~~

          僕らはまた今日を記憶に変えていける

          伝説の夜でした。 2018年8月15日。千葉県、ZOZOマリンスタジアム。 いつ来ても風が強いこの場所。 この日も例外じゃなく、吹きすさんでた。 2008年9月7日の活動休止以来、約10年ぶりとなるライブツアー。 ”THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018” 目撃してきました。(GEN風に) オープニングアクト(ってほんと凄いな)のONE OK ROCKがいよいよこれ完全版なんじゃないか、これを超えるバンドっているのかなくらいのレベル

          僕らはまた今日を記憶に変えていける

          異動して毎日仕事ばかり。noteもあまり読めてないけれど、たまたま見たcakes×noteフェスのチケットを即ぽちしてしまった。当日仕事の予定入りませんように。わくわく。

          異動して毎日仕事ばかり。noteもあまり読めてないけれど、たまたま見たcakes×noteフェスのチケットを即ぽちしてしまった。当日仕事の予定入りませんように。わくわく。