好きな人が服を脱いだとき 肌着が長袖から半袖になったのを見て はじめて夏がきたと感じました ベッドの上で夏がくる 私に夏を持ってきた人の 肌着が長袖に戻ったのをみて 冬の始まりを思い出す 季節のない部屋の中で 肌着だけが外の温度を知ってました
ーーーー自分の幸せの定義がわからないから、 なんでもほしくなっちゃってつらいんじゃない? 方位指針も北がわかんないと道がわかんないでしょ? 今、君は北がわかんないまま進んじゃってるからつらいんだよ 居酒屋でお友達に言われて、ふと自分のことを思い直してしまった 不安になることがある。 別になにか大きな問題があるわけじゃないのに、 ふとこのままでいいのかって思うことがある。 一度不安になるとそこからどんどん抜け出せなくなる。 息がしにくい。 いつも頑張っているつもりだ 仕事
SNSが普及して個人の生活が見える形として残ってしまうようになった今、人が死ぬことの定義はあいまいになりつつある。 10月に六本木で開催された「END展」に行った。 そこでは中国で死んだ娘の特徴をAIに学習させることでまるで生きているように見えるロボットを遺族に送るといった開発が展示されていた。 ----それはもう死んだ娘ではなくて別のなにかじゃないか その映像を見たとき何とも言えない不安な気持ちになってしまった。 うろ覚えだが伊坂幸太郎のモダンタイムスの小説にこ