2022年版 夏の読書おすすめ10選 前半
夏と言えば読書感想文があり、読書を良くしたなあという記憶があると思います。ただ読書は気に入った本でないと長続きしないものです。そこで、一度手に取ってみて読んでほしい本を10冊用意してみました。お盆のこの時期に、また土日などのまとまった休みの時にサクッと読めて楽しめる本ですので、読書感想文のネタがなくて宿題に困っているという学生の方にもおすすめです。
前半の5冊は読みやすい読書がやや苦手な人も読みやすいものとしています。読書好きな人は後半の5冊を見てもらえたらと思います。
①アンデルセン『絵のない絵本』
一夜(一話)がとにかく短くテンポ良く楽しめるのが良いところです。意外と最近は読まれていない本なので改めて読み返してみると新しい発見もあるかもです。
②サン=テグジュペリ『星の王子さま』
数々の有名な台詞でもよく知られる名作。こちらも何となく一部分は知っているけど、読んだことはないという人が多い作品でもあるので、じっくり読んで心を豊かにするのもありです。
③鈴木孝夫『ことばと文化』
タイトル通り、言葉と文化に関する入門的な本。「僕、迷子?」のような文が成立する日本語の特徴を知ることができ、堅苦しいイメージの強い新書とは裏腹に、かなり読みやすく苦手な人にこそおすすめの1冊です。
④加藤耕一『「幽霊屋敷」の文化史』
日本で最も有名なお化け屋敷の1つであるディズニーランドのホーンテッド・マンションの仕掛けの解説から始まる幽霊や幽霊屋敷に関する入門的な本。イメージしやすく卑近な例が多いため、読みやすい本です。
⑤手塚治虫『マンガよ描き方 似顔絵から長編まで』
漫画家の大家である手塚治虫が書いたマンガの描き方に関する本。全体的にテクニカルな指導よりも、発想やストーリー性など絵が上手いだけではマンガではないということがわかり現代に通用する手塚治虫の慧眼をうかがい知れます。特に最後のふろく(付録)は漫画家になりたい人以外も読んで教訓が得られる内容です。
以上が前半です。後半は明日(8/15)更新予定です。
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