2022年秋 中学高校の勉強をやり直すのにおすすめの本 中編
今回は少しマイナーな4つの本を紹介します。この記事は中編なので、気になる人は前編からご覧ください。
①斎藤孝『斎藤孝の読むチカラ』
東大国語の問題をもとに、広い意味での読むチカラについて触れている本。ただ何よりも、過去問で入手しづらい80年代の問題も含んでおり、東大の知的に面白い問題を学びながら国語力を高めることができる。東大国語だからこそ、真摯で向き合いやすい良問。
②竹内康浩『東大入試至高の国語「第二問」』
①の本は全般的だったのに対し、②のこちらの本は200字作文に絞った本。200字作文という昭和末期から平成初期の東大入試で出題されていた設問だが、良問が多いことで知られている。その良問に特化して学びたい人向けの本。①と②をあわせて読んでも楽しいのでおすすめ。
③斎藤兆史『これが正しい!英語学習法』
英語学習の正しいやり方が示されている参考書。英語は文法問題集をとにかく解きまくれば良い、単語帳をとりあえず覚えれば良いといった曖昧なやり方ではなく、どのレベルからどのレベルまで達成すれば良いか、そのために何をすべきかを明白に言及している本。英語を学び直すスタートにおすすめ。
④Z会編集部『速単の英文で学ぶ英語長文問題』
速読英単語で覚えた単語の使い方、実際に英語を読む際にどのように役立つかがわかる本として作られているが、とりあえず解いてから速読英単語を確認すると単語を覚えることと、推測することの意味がわかり、とりあえず覚えたら良いという曖昧な視点を無くすことができる。
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