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50代主婦の現実 ─ 私が悩んでいる3つのこと
こんにちは。
みな みなこです。
元気の種を投稿していく前に
これまで何に悩んでいたのか、
どうして苦しんでいたのか、
そんなお話をしたいと思います。
まず、わたしの悩みは次の3つです。
1. 親の介護
2. 自分の老後資金
3. 自分の人生
3年半前に仕事を辞め、自分の収入がなくなってから、
まるで足元の地面がなくなり、
未来へ続く道が消えてしまったような気がしました。
土台が崩れると、
これらの悩みが次々と押し寄せても踏ん張ることができず、
どんどん悲観的になってしまったのです。
では、具体的にどのような悩みなのか、書いていきます。
1. 親の介護 〜未知の世界〜
わたしの両親は現在、2人とも83歳。
父は網膜色素変性症という難病により、全盲です。
40代後半に病気が判明し、徐々に視野が狭くなり、
そして約3年前、完全に視力を失いました。
今では光の有無すら認識できないそうですが、
毎日のようにガイドヘルパーさんと一緒に、
さまざまな場所へ出かけています。
食事・トイレ・入浴・着替えなどはほぼ自立していますが、
細かな部分では母の手助けが欠かせません。
その母も、わたしが仕事を辞める少し前から物忘れが始まりました。
確定診断は受けていませんが、おそらく軽度認知障害(MCI)と思われます。
(※軽度認知障害:認知症の前の段階)
母の記憶が抜け落ちるようになってから、
2人の生活にはさまざまなトラブルが起きるようになりました。
特に母のサポートが想像以上に大変で、
精神的に参ってしまうこともよくあります。
両親ともに末っ子で、親(わたしの祖父母)の介護経験がない。
もちろん、わたしも核家族で育ったので、
情報を集めながら、一つひとつ乗り越えていくしかありません。
今後ますます大変な状況になるのは目に見えている。
どう対応していけばいいのか、悩みは尽きません。
2. 自分の老後資金 〜気づいたらなかった〜
家計管理ををすべて任されているわたしですが、
お金に対して無頓着な面があり、
特に計画性に欠けていました。
その結果、一人娘の教育費にお金を注ぎ込みすぎてしまったのです。
• 小学生の頃のバレエスクール
• 中高生時代の塾や課外活動費
• 大学進学に伴う仕送りや引っ越し(より良い環境を求めて複数回)
わたしたち夫婦はお互い長男長女で、
進路の選択肢が限られていた過去があり、
「娘には同じ思いをさせたくない」と意見が一致していました。
だから、この選択を後悔はしていません。
…ですが、今になって思うのです。
「もっと金銭面で計画を立てておけばよかった」と。
そして困ったことに、
わたしは親の介護と仕事を両立する自信が全くありません。
そのため、今すぐ働きに出る勇気がない。
さて、これからどうする?
どうなる?
3. 自分の人生 〜キャリアがない現実〜
大学を卒業して30年以上。
予定では、何らかのキャリアを積み上げ、
自分の人生に誇りと自信を持った50代を過ごしているはずでした。
…あれ?
わたしのキャリアは一体どこへ…?
様々な理由で職を転々としてきましたが、
転職をある種、楽しんでいたところもありました。
そんな余裕をかましていた過去の自分に言いたい。
「将来、困るよ」
と。
ふと周りを見渡せば、同世代の友人たちは何かしら積み重ねてきたものがある(ように見える)。
• 同じ職場で長年働き続けている友人
• 専業主婦として家庭をしっかり支えている友人
• わたしと同じく転職を重ねながらも、得意なことを見つけて続けている友人
人と比べるのはナンセンスだと分かっていても、
つい比較して落ち込んでしまう。
そんな日々でした。
このような3つの悩みに押しつぶされそうになっていましたが、
あることがきっかけで、少しずつ前向きになっていきました。
次回は、
「元気の種」のひとつでもある、
その大きなきっかけについて書いてみようと思います。