愛する我が子へ ラブレター
夏休みが終わりましたね。
私はこの夏、夢もできました。次にロフトへ行くのが楽しみです。
さて、大好きなあなたたちに送りたい言葉があります。もう一度言います。
誰が何を言っても、何があっても、あなたたちの価値は変わらない
あなたたちは唯一無二の存在なのです。
でも、評価は他人がするものだ、とこれまで言われてきました。昭和時代の名残です。しかし、その時代の概念も、怖がる必要はないです。
他者を見ては、自分が正しいか、とか、自分は良い人か、とか、人気者なのか、とか嫌われているのか、とかそんな事を考える必要は全くないです。
他者の評価を見て、自分が見るポイントは、
自分が今どんな感情を抱いているのか、それだけです。
他人は自分の感情の鏡だと思ってください。
これは綺麗事ではありません。
真実です。
そして、何かが起こった時に自分の行動の結果だから仕方ないとか、自分が未熟だったからだとか、そんなことは、一切、思わなくて良いのです。
人間はみんな未熟です。
未熟なりに堂々としていたらよい。
むしろ、未熟を魅力にして、あなたたちが力強く生きていく姿を周りに示したらよい。
美しく生きようとすると美しさは損なわれます。
あなたたちのその生き様は美しい、愛おしいと私は思います。
これだけは絶対に覚えていてください
どんなに辛いことがあっても、その出来事に重大な意味などないのです。全てがチャンスなのです。
例えばお茶をこぼした
例えば蚊に刺された
例えば失恋した
例えば他人に批判された
例え人にいじめられた、
どんな事でも、あなたが不安や自己否定からその出来事を見ているのか、
あなたがそれをチャンスとして捉えるのか、出来事の内容よりも、その二つの選択の方が実はよほど大切なことです。
ネガティブな思考は抵抗を呼び、
抵抗はさらなる抵抗を呼び、
不安は不穏を呼び、
それらの思考であなたたちの心の体力は冷えていきます。心の体力は冷えた状態が続くととなかなか温まらないのです。
だから、常に温めてあげなければならないのです。それも、自分でやるのです。
難しいのは承知です。
冷たい母親だと思われるかもしれません。
でも、一度コツを掴むとできるようになるのです。
コツを掴む方法は私が近くにいるのだから、その時その時に伝える事ができるから、だから大丈夫です。
あなたたちは私が守るよ、と言うよりずっと、実践的だと思いませんか?
今自分の感情がどんな感情なのかを毎瞬毎瞬、自分で感じるのです。メタ認知するのです。
悲しみや不安、苛立ち自己否定があるならば、
あなたたちが自分の心を自分で温め、(抽象)
あなたの心が本当に喜ぶことをしてあげてください。(具体)
具体と抽象両方やるのです。
自分を自分で幸せにしてあげます。
幸せを意図的に自分のために選んであげます。
それは自分勝手とは違います。
何よりも大切な、愛するこどもたち
あなたたちは、強く、逞しく、自分の人生を切り拓く力が備わった唯一無二の存在です。
私はこれからも私の精一杯の知恵をあなたたちに注ぎます。
そして私は私の人生を精一杯生きていきます。
そしてまた得た体験、知識、知恵を次々と伝えていきます。
私は不器用な人間です。
人付き合いも下手です。
未熟です。
だから、私の最大の愛情を私のやり方であなたたちに注ぎます。
2人とも大好き!
母