ミュージカル「ローマの休日」
幕が閉じたあと、なんて清らかな作品なんだろうか、、とこちらの心も浄化されたような、そんな作品でした。
一歩間違えたらアン王女のようなヒロインは好きになれないキャラクターになり得るけど、素直にアン王女を応援できたのは、彼女がきちんとジョーやアーヴィンと過ごす「ローマの休日」を「今日だけの特別な日」として弁えていたこと。
王女という役目から逃げたいわけではなく、作品タイトルの通り、彼女にとってあくまでも「休日」であった。そこがアン王女のなかで最初から最後まで貫かれていたところ