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IITH インド工科大学ハイデラバード校を訪問しました!
こんにちは。Indoboxでインターンをしている大学生のみなです。今回は8月の後半にIITH(インド工科大学ハイデラバード校)を訪問したので、このことについて書こうと思います。この訪問が実現できたのは、Indoboxのコネクションがあったためです。本当に感謝です。
こちらの詳細についてはyoutubeの方にアップロードしているのでぜひチェックしてみてくださいね。
IITH インド工科大学 ハイデラバード校とは?
インドの最高峰の大学・研究機関である23のIITの一つと言われていて、インドのなかでトップクラスの大学です。
<学部と学科>は以下の通りです。
工学部:人工知能 生物医学工学 バイオテクノロジー 化学工学 気候変動 土木工学 計算機科学・工学 電気工学 工学科学 材料科学・冶金工学 機械・航空宇宙工学
理学部:化学 物理学 数学 リベラルアーツ デザイン マネジメント学科
日本と関係が深い?
ハイデラバード校はIITの中で日本との協力窓口となっており、日本の円借款でキャンパスが建設されています。独立行政法人国際協力機構JICAの人材育成事業や独立行政法人日本貿易振興機構JETROの事業もここで行われています。キャンパス内にはJapan deskが設置されており、ここで日本とこの大学との産学連携事業などが推進されています。
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Japan Carrer Day 2024 に参加
私が訪問した日が8月25日で、ちょうど8月24から25にかけてJetro主催の「Japan Carrer Day」が行われていました。このイベントはインドの優秀な人材の採用を検討している日本企業がこの大学の学生と交流し、高度外国人人材の登用につなげる、こちらの大学の学生が日本企業の就職の機会について理解す場として開かれました。
実際に足を運んでみると様々な日系企業が参加していました。また参加する学生の数もたくさんでした。
学生の話を聞いてみると、真剣に日本企業への就職を考えているという方や、就職を真剣に考えているからこそ、企業に対して様々な質問を積極的にしている様子、自分が行っている研究やプロジェクトに関して、企業にピッチ、プレゼンを行う学生などがいました。
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片岡教授と面談
日本人として唯一インド工科大学ハイデラバード校にて教鞭を取る片岡准教授と面談させていただきました。面談内容は多岐にわたり、日本企業や大学との連携という点など様々な視点からお話いただきました。
ここで教鞭をとる傍、優秀な学生達を日本企業に送り込む支援にも携わっていらっしゃいます。
この面談を通して、片岡先生は日本企業のインド人材を登用することに対してまだ十分に参入できていないとおっしゃいました。
IITH インドハイデラバード校はインドで唯一日本と結びつきが深い大学であり、また学生も日本のことに対して好印象を持っている方が本当に多いので、より日本企業がインド人材の登用を考え、IITHから日本への就職という選択肢が大きくなるといいなぁと感じました。
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参考
インド工科大学ハイデラバード校 基礎資料集 - 南アジア | Science Portal Asia Pacific (jst.go.jp)