見出し画像

回避型を改善するために毎日noteで感情の開示をすることにした

私は過去の色々なトラウマから、常にこんな思考を持っている。

・自分が傷つくことになるから、受け入れられないかもしれないから他人との間には壁を作って一定のラインより先には入ってこれないようにする
・できる限り人と関わらない
・強い自分を保つために親友でも家族でもパートナーでもあまり頼りたくない、弱みを見せたくない

これは、回避型の愛着スタイルに分類されるらしい。愛着スタイルには、回避型のほかにも他人を信用して他者と長期的に安定した良好な関係を築きやすい安定型、常に不安で相手に依存しやすい不安型、すべてが混在している無秩序型の4つがあるとされており、最も良いのは「安定型」といわれている。

この分類は学生の頃から知っていて、自分が回避型である認識もしていた。一時期改善するために行動した時期もあるが、辛くなってやめてしまった記憶がある。社会人になってからも、回避型であるがために人間関係で悩まされる部分がとても多かった。

ここ数年はフリーランスとしてほぼほぼ仕事に没頭していたため、あまりそのことで悩まされることもなくなっていたのだが、最近また回避型が課題であると考えるようになった。

なぜそうなったのかというと、次のようなことを考え始めたからだ。
・もっと大きな仕事に携わりたい
・一緒に仕事ができる仲間を作りたい
・趣味を共有できる友達がもっとたくさんほしい
・バンド活動がしたい
・チームを組んで好きなゲームの大会に出たい

見ればわかると思うが、すべてにおいて他人との関係構築が必要になってくる。私はとりあえず気が合って趣味を共有できる新しい人を見つけようと、友達探しを始めることにした。

通っているドラム教室で月1開催されているセッションに参加して他の人と交流してみたり、おひとりさま限定のツアーに参加してみたり、同じセクシャルティの人が集う場に参加したりしてみた。でも、会話をすることすらままならなかった。

怖くて怖くて、すぐにその場から逃げたくなった。「もう人間関係なんて構築しなくていい、やめろ!」ともう一人の自分が心の中でそう叫んでいた。

そうか、やっぱり自分には他人との関係を築くのはもう無理なのか…と過去と同じように諦めそうになったのだが、今回はなぜかどうしても諦めたくないと思った。

そんなとき回避型の改善に良い方法の一つとして、感情の筆記開示というものがあると知った。

回避型の人は、自分の気持ちを他者に開示することを嫌う傾向にあるとされている。現に、私も自分の気持ちを他者に伝えることがとても苦手だ。

とくに自分の中の弱い部分を知られるのが嫌で、どんなにつらい状況にいたとしても本当の本当に追い詰められて自分がどうにかなりそうになるまで友人はもちろん、自分の親にすら絶対に話さない。勘づかれまいととても順調に進んでいるといったことを話したり、笑顔をたくさん見せたりして隠すことが多かった。

弱みを見せたら他人を頼ったら、その人がいないと生きていけないような弱い人になってしまうのではないかと思っているからだ。

パートナーと親友には悩みや不安などをちらほらと話せてはいるが、ポンポンポンポン思ったことを口に出せるかというと全くそんなことはない。言おうか言わまいか、どう言えばいいか、ものすごく考えて考えて数分たってやっとポロっと言葉が出る。いつも、そんな感じだ。

自分がどう思っているのかすら、何呼吸もおかないと出てこないのだから困る。

そんな状態でも悩みや弱みを打ち明けられるのは、相手がいつも全く答えを急かさず言葉が出るまで静かに待ってくれるうえ、否定されることもないとわかっているからだ。

自分の中で本当に信用できると思っている人とですらそんな状況なのだから、今のままで新しい人間関係を構築するのは難しいだろう。

でも、私は今のこの感じを改善して気の置けない仲間をたくさん増やして仕事も趣味ももっと楽しめるようになりたいのだ。

だから、まずは毎日このnoteで感情の開示をすることにした。「36の質問」というものを信用できる人と行うのもかなり改善効果が期待できるようなので、今度パートナーや親友に頼んで一緒にやってみようと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?