褒めよ讃えよ!〜にんじん

家庭菜園で何作ったらいい?聞かれたら、断然おすすめするのが、人参!!!
収穫したときの香りの良さ、美味しさは、買ったものでは味わえない。

主に夏の暑い時期に播くので、発芽するのに水やりを欠かさずやるのが大変だし、そもそも発芽まで一週間以上かかり、諦めた頃に出てくるというはずがりがり屋さんのにんじん。困るわ〜。私も昨年、発芽しなくて2回種をまいた。それ以前も失敗したこと数しれず。
ペレットシードという、発芽しやすい種を使っていてもこの有り様…。マルチも使わないので、草取りもしないとね。

そんな思いをしても、にんじんはいい!おいしい!
毎年必ず播きます!

にんじんは、中央アジア、アフガニスタンあたりが原産地なんだそうた。赤いのはリコピンとβカロチンという2つの赤い色素を含んでいるため。リコピンって、トマトに含まれてます。βカロチンは気温が20度以上にならないと生成されません。

私の地域では8月から9月にかけて種を播くのですが、9月も末になってからまくと、色がつかないよ!と教えてもらったのは、このせいですね。白くなります。

10年ほど前までは、人参は8月にまいて冬に収穫する作型と3月にまいて梅雨前に収穫するのと1年に2回作ることができました。
いまは、温暖化の影響で、3月まきはできません。収穫したときはいいけれども、次の日にドロドロに溶けたようになります。悲しい。

セリ科の人参は害虫はあまりつきませんが、よく付くのはキアゲハの幼虫。これが色鮮やかでつんつんとつつくとにゅーっと触角を出してきて、可愛い❤。

今では人参も売ってますが、作ってみるまで、にんじんの上の部分があんな葉っぱだとはつゆ程も知らなかった。スーパーでは葉付きは売ってないもん…。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?