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幼心と希死念慮

小学生の頃、学校の中心的明るい子供だった。
わかりやすくいうと、根明。
中学に入って少しずつ変わっていった。心は周りを蔑んで見ていたし、騒ぐ輩には軽蔑の視線を送っていた。
いじめられていたわけでもないし、ハブられたりしていたわけじゃない。
でも、なぜか死にたかった。
2年間ぐらい。誰にも言えず、常に、いろんな死に方を考えては、そんな勇気はないと諦めた。
飛び降り、首吊り、車に轢かれればいいんだ。
ただ、極度のマザコンなので、どんな死に方をしても、お母さんが悲しむ。
それは申し訳ないと思い、仕方なく生きることにした。
こんなふうに生きていたって、知ったらお母さんは悲しむだろうな。
この前、仕事辛すぎて、一人で泣いてたよって言ったら酷く寂しくて、やるせない顔をしていた。
悲しませたくないな。
希死念慮は今はほぼないけれど、
当分死ねないな。

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