「チ。ー地球の運動についてー」
みなさん、「チ。」というアニメをご存知でしょうか。
私はアニメは見てませんが、単行本を読みました。
中世ヨーロッパで迫害を受けながらも地動説を研究する人々を描き、
宗教と科学の戦い、という複雑なテーマを扱った作品で、
単行本全8巻の累計が280万部を超える大ヒットとなりました。
クリスチャン界隈でも「チ。」が面白い!
なんて話題になってました。
一般的なクリスチャンはこういう感想を持っている模様↓です。
しかしながら、私はというと、この作品を読んでても
フラットアース説がチラついて頭がこんがらがりましたw
というのも、現代のリアル社会では、
一部の人たちの間で、地動説ではなく天動説・フラットアースへの回帰という
漫画とは逆の現象が起きているからです。
そのため、漫画を読んでても一体、誰が善で、誰が悪なんだ??
と誰にも感情移入ができないまま終わってしまいました。
「それでも地球は回っている!」と言った人!?
ガリレオ・ガリレイは、
地球が太陽の周りを回っているという地動説を支持したために
カトリックから異端審問にかけられた人物です。
何故「異端」認定されたかというと、ガリレオの主張が
聖書の記述とズレたから。
聖書にある天動説
聖書には天動説の世界観で読む方が素直に読める記述がたくさんあります。
以下はその一例。
また、聖書によると神様は太陽の動きをストップさせたこともありました。
もしも地球が自転・好転していたのなら、
動いている地球の方に命じたはずです。
そういうことで、フラットアースが頭の中にあると、
漫画の中に出てくる悪役である人たちの方が言ってること合っとるやん!?
と混乱した次第です。
リアル世界では、2008年になってローマ法王が
ガリレオ・ガリレイの主張を公に認めるに至りました。
ところが、面白いことに、2009年の映画「天使と悪魔」では
ガリレオ・ガリレイがイルミナティであったとして描かれています。
でも実際はイルミナティの組織自体は1776年からなので
ガリレオが生きている時に存在しない訳ですが、
映画が語りたいことは何だったのか、真意が気になるところです。
地動説なのか、天動説なのか。
所詮、答えの出ない議論ではありますが、
どちらにしても神様の創造の力の凄さに畏敬の念を抱かざるを得ません。
私個人的には、地動説だと、神様が人間のために天地万物を創造した
という感覚が薄れてしまうような気がして、
天動説の方が素直に聖書を読めます。
天蓋の中に太陽と月があり、
神様はまるでスノードームを眺めるような感じでわたしたちを見ている。
この世界観でいると宇宙に関するゴミのような情報が一掃できる訳です。
例えば、UFO議連とかね。
本当に人類は科学が発達し、古代よりも進歩しているのか?
聖書は当時の知識が足りずに、地球の姿を知らずに書かれたものなのか。
確かに科学技術が進んだおかげで、昔は出来なかった事が、
今はできているということがあるかもしれない。
しかし、デジタルに頼りすぎた人間の知能はむしろ、
退化していると思わざるを得ない。
科学技術が進んだというよりも、CGの技術が進んでいるのではないか
という気もする。
地球を外側から見た本物の写真が存在しないことや、
アメリカが月へ行ってないことなどから、
何か隠されてることがあるのかもしれないという想いも湧きます。
ただ、私はフラットアースを解説する賜物を与えられていないので、
解説は詳しい人に譲ります。
(もし、私に質問されても「知らんがな」としか言えませんw)
できるだけ自分なりに聖書にある世界観を大切にしたいと思っています。
ということで、「チ。」の現代バージョンを希望したい😂
面白いと思うんだけど。