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精神病の捉え方①
警察官として仕事を続けていくと、いつしか精神病の罹患者となってしまうかもしません。
それほどに、精神病と隣り合わせな職業です。
意外に思えるかもしれませんが、患っていた、もしくは現在患っていて休職中の人が案外多いのですよ。
決して脅しではなく、この事実を受け止め、自身の心身の健康のためにも対策を練っておきましょうね。
警察官に限らず、精神病患者数が増えていることは、今の日本全体からも言えることです。
それは職務に当たって、たくさんの精神病の方と接していくことでも認知していくことでしょう。
例えば、
「人が路上で叫んで暴れているからどうにかしてほしい」
「留守の間に家族が自殺をほのめかすメッセージを送ってきました」
「書置きを残して同居人が居なくなりました」
といったような通報で現場へ向かうと、当事者が精神病を患っている方が大半でした。
私は生活安全課員だったので、その都度保健所に連絡して、何人もの方を病院へ送りました。
精神病について勉強した今になって思うと、心が痛む出来事です。
そんな姿を見ている警察官は、こちら側のまともな人間だという自負を持って職務に当たっていることでしょう。
だからまさか自分が精神病を患うとは思ってもいないのです。
だけどある日突然職場に行けなくなり、精神科へ行くと診断名をもらう。
そんな現実を受け止めざるを得なく、なんとか復帰してまた「こちら側」に戻ろうとしてしまいます。
そこで一旦、少し立ち止まって考え直して頂きたいのです。