男性警察官の育休取得について

令和の時代になり、世の中では男性の育休取得率も上がってきているようです。

警察もその兆候があり、本部や大きい警察署では、1人や2人ほどの割合でポツポツ取得者が出てきました。

転職市場が活発になり、警察官を辞める若者も多い中、育休を取得したいとする若いパパさんに圧力をかけるようなことはあまりないようです。

ただ、まだまだ浸透していないので、ちくっと上から嫌味を言われたり、遠い場所に異動を命じられたり、といったことはあるようです(それが圧力と言われればそうですが、気にせず淡々と対応することです)。
 

育児休業取得=出世街道から外れるといったことも心配するかもしれません。

確かに、上の階級にいるような方というのは、出世第一で家庭を顧みなかった方が多いので、理解に苦しむこともあるようですから、そのような方から気に入られることはないかもしれません。

ですが、それは私情の範囲内の話。

この情報化社会の時代に、内部告発で
「警察組織は男子性の育休取得者は出世街道から外す人事記録をしている」
なんてことが世間に知られたら、叩かれるに決まっています。

それに、そもそも警察官は実力社会ですので、挽回は可能だと思います。
(あくまで私の考えで人事のことはわからないので言い切れません。取得したけど出世しないじゃないかといったクレームは受け付けられませんのでご了承願います)
 

前々から警察官も、ワークライフバランスは大事だとずっと言われ続けていて、その認識はされています。

それならば、人員配置の見直しや、採用人数を増やすことなどもきちんと考えて実行するべきなのです。

人手不足といつも言われていますが、だからこそ一人一人をコマにするのではなく、家庭事情も考慮に入れて大事に育てていくべきです。

辞められたらそれこそものすごい損失ですからね。

といった背景もあるので、男性の育児は、各家庭で必要と判断するならば、職場に遠慮せずに取得したらどうでしょうかと私は思います。

子育てという尊い仕事(更に言うならば未来ある若者)を軽視した結果が、少子化に繋がり、日本の国力低下を招いていることを、上の世代はきちんと理解すべきです。

公務員だからこそ、先陣切って、胸張って育休取得をしてほしいと思います。
 
 

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