現代女流書100人展に行ってきました。
振替休を使って、毎年観に行っている書道展に行ってきました。
書道展はぼくにとって最大の「癒し」であり「エネルギー充填」の場でもあります。
書好きにカテゴリがあるのかわかりませんが、ぼくは言うなれば「余白厨」に属します。
書いてある書よりも、むしろ墨によって白い紙が「光」と「影」に分かれる、そのさまに何より萌えます。
今回もいくつか気に入ったのを。
現代詩を書いたものですが、かなりの線が二本に「割れて」いますよね。これは、書き手が超人的なスピードでその線をひいたことを表しています(たぶん)。その技術と疾走感にやられました。
これはいわゆる「前衛書」にあたるのだとおもうのですが、
何に見えます?
これ、実はタイトルが
HANYU-YUZURU
そう、羽生結弦、です。
どうですか?あの美しい4回転とステップ、ターンが見えてきませんか?
表現力に脱帽です。
最後にこちら。
余白厨のぼくの真っ先に目に入ってきた、雪のことを詠んだ作なのですが…
(甘酒の わくたのしさも 春の雪)
よく見ると気づきました。
「この歌、見たことある…」
あわてて携帯のライブラリを開けると、ありました。
去年の同じ頃、同じ歌を書いた書を、同じように感動して撮っていました。
こちら↓
見比べてもどちらもすばらしく「何もないところに雪が降り積もって、文字の形が浮かび上がった」ように感じられます。
うう、ステキすぎる…
いつか自分でも書けるようになるのだろうか。