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夜好性 #音楽

書きたいことはあるのだが長い文章を書く気にならない。正直就活ってやることが多いな〜と辟易してきている。溢れ出てくる情報に埋もれてしまわないように、まずは地盤を固めないといけないんだけれどね。



ずっと真夜中でいいのに。、ヨルシカ、YOASOBIの3つの"夜"が人気を集めている。私は3アーティストのどれについてもそれぞれの個性が好きである。

最近Love musicという番組で夜好性の特集をやっていて、出演されてた方がこの3組のアーティストが売れた理由の共通点には、「イントロが短い(ない)」ということが挙げられると述べていた。
最近米津玄師さんだったりとかイントロが短い(ない)曲を創るアーティストは少なくない気がする。最初から歌詞がどーん。サビがどーん。一言目のインパクトの大きさを感じる。

そして他の共通点として「余白」が挙げられていた。私も「余白」が十分にある曲が(この3組に限らず)好みである。「余白」というのは"歌詞がない部分(メロディーだけの部分)が多い"ということではなく、"歌詞から見出せるストーリーの可能性が広い"というような意味合いだ。人によって歌詞の意味の受け取り方が変わってくる。色々なストーリーが想起できる。

YOASOBIの代表曲「夜に駆ける」。この曲の元になった小説のストーリーが話題になった時、この曲は再び"バズった"ように思う。一見恋愛ソングにも聞こえるこの曲だが、原作となっている小説『タナトスの誘惑』(星野舞夜 作)の大きなテーマは"自殺と救い"のように感じる。純粋な片想いソングではなくて、飛び降り自殺の直前で出会った2人の繋がり....というか、この2人の お互いのことを何か特別に思うかたち、そこにある1つのかたちが描かれていると思う。ただの恋や愛ではなくて。
まさに"沈むように 溶けていくように" 2人は2人だけの世界で生きることを選ぶのかもしれない。


ストーリー性としてはヨルシカの楽曲の方が感じられるのかもしれない。1つのアルバムの曲順がとても重要で、ヨルシカの曲の歌詞やアルバムのストーリーの解説者(大ファンの人?)は一定数いる。そこにはネット上に解釈を記す人の数だけ、物語がある。


他にもあと2つ共通点が挙げられていたけれど、まだ番組を最後まで見終えていない(笑)ので、この辺にしておこう。