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「優良企業」の定義って何なんですかね? その1
今日のnoteは、人のキャリアや採用に関わっている・関わっていた方からのコメントをたくさんお待ちしています。
・みなさんが考える優良企業の定義とは?
・学生にとって「良い会社」とは?
お考えをぜひ教えてください🙇♀️
本題にいく。
「優良企業」という言葉は少なからず耳にした、就活をしている間に。
企業が自分の会社のことを「うちは良い会社だよ」と言う…..よりかは、
就活サービスが「優良企業に就職しよう」「優良企業の情報が載っている」「優良企業からスカウトが来る」
などというように広告を出しているのだ。
例えばキャリタス就活。
安心して就職できる大手・準大手・優良企業の企業情報を多数掲載中
ここにおける優良企業についてさらに詳しく調べてみると、
最初のキャリアを選ぶ新卒の就職活動は、未来のキャリアにとって大切な期間。
しかし、膨大な掲載数を誇る就活サイトを中心に、
本当に働きたいと思える企業を探すのが大変困難な状況にあります。
「大切なファーストキャリアにふさわしい大手・優良企業に出会える、セレクトサイト」
キャリタス就活が目指したのは、情報量が多いだけの就職サイトとは一線を画す、セレクトサイトです。
厳しい掲載基準を設け、新卒学生の皆さんに安心して薦められる大手・準大手を中心とした優良企業のみを掲載しています。
皆さんが、膨大な情報量から優良企業を見つけるのに時間を費やすことなく、
自分にフィットする1社を見つけることだけに専念できる環境が整っています。
どうやらキャリタス就活にとっての優良企業は、「会社の従業員規模(大手・準大手と呼べるほど社員数が多いか?」で判断がされていそうだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1656499666043-qKY3yooPxM.png?width=1200)
これは個人的体感だけど、キャリタスはベンチャー企業の掲載情報が少ないような気がする。
キャリタス就活独自の厳格な掲載基準をクリアした優良企業だけを掲載。
社会保険制度や教育・研修制度の有無などの確認はもちろんのこと、
資本金や従業員規模など業界ごとに定めた独自の掲載基準を設け、
新卒として安心して入社することをおススメできる企業を掲載しています。
これを見ると掲載基準の詳細は書かれていないようだけれど、規模が大きめで資本金を見ていて、かつ福利厚生に近いような部分を見ているとなると
キーワードは「安定」になるだろうか。
会社が大きければ良い、というものでもないとは思うが、制度面での確認は流石に必須だろう。
とはいえ業界ごとに定めた基準が謎なので、優良企業の定義はほぼほぼ歴史と規模感では?という印象を受けた。
次に行こう。
例えばキミスカ。
いわゆるスカウトサービスの1つである。
キミスカは「優良企業からスカウトが届く」というメッセージを打ち出しているわけだが、ここでの定義はどうなっているのか。
調べた限りだと正直なところ、明確な定義は書かれていなかった。
分かったのは「偽らない就活」「ありのまま」「企業には考え方や人柄を評価してもらいたい」という思いが込められたサービスである、ということである。
あえて皮肉を言うが、「ありのまま」を大切にしているのであれば、なぜ広告に掲載されている女性は、"スーツ"を着ているのだろうか。
堅苦しい就活から、まだ抜け出せていないように感じた。
次で最後にする。
キミスカと同じくスカウトサービスの1つであるiroots。
HPの冒頭から
選ばれし優良企業からあなただけにスカウトが届きます。
優良企業というワードが使われている。
サイト等をぐるぐる巡ってみたところ、優良企業の定義は様々なところに散らばっていたので、まとめてみる。
上2つのサービスに比べると、言葉の定義がかなり本質的なところまで説明されているように思う。
利用企業は完全審査制。「独自の選定軸」と「クチコミに基づく評判」の観点で、 irootsが厳選した企業から、個別スカウトが届く。サスティナブルな企業との出会いを支援します。
■独自の選定軸
1.本業主観正義性※
2.会社の成長性・将来性
3.20代の成長環境
※本業の商品・サービスに自社独自の「正義」があるか?
かなり明確に選定軸が書かれているように感じる。サスティナブルもキーワードになる。変化が激しい世の中でも衰退せず生き残っていく企業で、若いうちから活躍できる人になってほしい….という願いが込められているのかも。
また、こんなメッセージもあった。
知名度や規模などで、判断された世間一般の「よい会社」ではなく、自分のポテンシャルを最大限発揮し、「活躍できる会社」を選択してほしい、そんな想いでこのサービスを運営しています。
優良企業は「良い会社」と捉えられがちな気がするが、言葉の意味がもう1段階さらに深ぼられているように感じた。
世間の「よい」は社会の変化で簡単に変わりますが、自分にとっての「よい」を見つけたら、自信をもって企業選択ができます。
知名度や規模で判断するのではなく、「若手のうちから活躍できるフィールドがあるか」という観点で会社を選ぶということ。irootsでも審査基準を設け、20代のうちから想いをもって仕事に熱中できて、チャンスがたくさんある企業を厳選しています。
キーワードは「若いうちから活躍できるか(→市場価値の高い人材になれるか)」、、あたりだろうか。
大手企業からベンチャー企業まで、あなたが”活きる企業”のみ厳選して就活できます。
と書かれている通り、キャリタスのように従業員規模で厳選はしていないようである。大手でもベンチャーでも、会社と個人が成長できるか?持続可能性があるか?(衰退産業ではないか?)が大切にされているようだ。
今回はサービス紹介で終わってしまったけれど、次は自分の考えを書く予定。
その2に続く。