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行き場のない俳句 2

* 池に落つ雪玉のごと冬の月

* 帽子脱ぐ春満つ音を聞きたくて

* 髪ゆすり風含ませる春立つ夜

* 節分の豆ポケットに冬散歩

* 五七五はみだしやすき春の宵

* 下萌えや雨粒一粒ずつ抱へ

* 踏みしめるレンガ畳の隙の寒


俳句の会に所属しています。
句会で没になった行き場がない句を記しておくことにしました。
2月の分なので前回の1(3月分)より季節が戻っています。



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