人生の答え
私は人生は川を流れている舟に乗っているようなものだと考えていて、
多分、順当に行けば、行き着く先は生まれる前に決めて来た場所。
神さまとの約束の場所。
舟を一生懸命漕いでいた時は、たくさんのしんどい状況の中にあった。
これではいけない、何かが違う、私はああなりたい、こっちじゃない、
なんとかならないのか、、、、！
そんな思いで、焦ったり、落ち込んだり、必死になって舟を漕いでいたと思う。楽しくなかった。しんどかった。。。
今は、オールを手放してしまって、自動操縦に任せている。
風の向きでどっちに流れたとしても、その風も神様が起こしている風だから、大丈夫。
娘が話してくれた。
「いつも、お母さんが言ってた”起きたことはすべて最善”っていう言葉が好きだし、そう思ったら安心する」
そう。最悪だ！って思う結果だったとしても、きっと、今はこの方がいいってことだなと起きたことを信頼する。あとから考えたら、あの時はあれでよかったんだなって思えると思う。
自分の頭で考えて出て来るものなんて、たかが知れている。今までの経験の中のことでしかない。でも、流されながら感じ取る直感とか、閃きっていうのは、すごく突飛で馬鹿げて見えたとしても、信頼してみるとすごいことになる。
だから、起きたこと「きっと、これが最善ってことなんだ」と受け入れて、逆らわずに生きることがすごく大事だと思っている。
オールを手放すってそういうこと。
オールを手放すと、風の向きや波の向きで思わぬ方向へ流されるけど、それに任せればいいんだって思えたら、何とも言えない心地よさに包まれる。
どうせ、行くべき方向に流されるんだし、どういう状況もオッケー🤗
これ、違う、って思ったとしても、「神様は、これだって言ってるんだ」と思えたら、深いため息とともに癒される⭐
そういう風に考えて生きるようになって、悩みもなくなり、焦りもなくなり、毎日楽しくのほほんとできるようになった。
いろんな「べき」もなくなった。
「べき」だらけの人間だったから、本当にしんどかった。自分が「べき」に縛られているから、しんどいし、他人に対しても厳しくなる。社会に対しても不満が募る。そんな悪循環だったけど、今は「べき」はなくなって、「どれでもあり」になった、って感じだろうか。
誰かが、私と違う選択をしていても、その人に取って今はそれが最善なんだろう、皆いろんな人生の状況の中を生きているから、その人の精一杯がその選択なんだ、と思うと、その人の選択を大事にしたくなる。
なんか、愛がいっぱい、って感じになって来るんですよね。
ベースが愛になるというか。幸せなことです💗
オールを手放す時期もその人のタイミング。手放したつもりで別のオールを手にして一生懸命な時期もあったけど、いろんなプロセスもまた、川の流れの一部。
逆流しようと頑張ったりする時期もあったけど、年齢のせいかな、段々手放してラクになっている。
全ては愛です、、、オールはなくて大丈夫です。
ぷかぷかと、浮いていましょう。気持ちよく波にゆだねて。死なへんから。
死んでも大丈夫。ひとは致死率100パーセント。
ただ、いつ死ぬとしても「あれやりたかったのにな～」って思わなくていいように、本当にやりたいことをやって生きよう。
それだけだな、大事なのは。
やりたいことをちゃんとやっていたら、自然に機嫌が良くなる。
機嫌よくしていたら、自然に感謝の気持ちが生まれるし、
もうひとつ、「持っているものはすべて、自分のものじゃないと思えること」だと思うのだけど、それすら、機嫌よく生きる、の中に内包されると思う。
いろんなモノや事に対して「所有」の思いがあるから、悩みが生まれる。
失う痛み、人と比べる辛さ、できるできないの評価、思い通りにならないという苛立ち、それらがあるから機嫌が悪くなる。
すべて自分のものじゃないけど、気持ちよく借りて使わせてもらう、くらいの感覚がいいかな。自分の家も、庭も、仕事も、お金も、子どもも、何もかも。
だから、何度も書いたことがあるけど、私の今の時点での人生の答えは、
「機嫌よく生きるということに責任を持つこと。」
これだけ。
これ、本気でそう思えたら、その瞬間から、幸せになれて、安心で完璧です。
なにはなくとも、自分の機嫌を取る。ひとの機嫌は取らなくていい。これは確か、斎藤一人さんの言葉だった気がします。ひとの機嫌は、その人が取るものだから、心配いらないようです。
機嫌よく生きるって言葉は軽く聞こえるかもしれないけど、案外できないもので、心から機嫌よく生きられるようにってことを、毎瞬毎瞬本気でやると決めること、それだけ大事にしています。
まあ、まだまだ50代後半の私の人生の答えなもんで、
60代、70代、80代となれば、もっともっと制限が外れて、
結局なんでもありでしかない、とか言ってるように思いますが🤗