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頭の中でリハーサルと反省会をしてしまう人

この文章を読んだ時、あ、わたしのことだ、と思った。

これは、須王フローラさんの本
「花を飾ると、神舞い降りる」を書店でふと手に取ってパラパラと開いたページに書いてあった文章。

まさに、それで苦しんできた、長い間。もうずっと、小学生のころからだと思う。頭の中にもう一人の私がいて、いつも味方でいてくれたらいいのだけど、友人や知人と何かあった時、
「あの言い方はまずかったんじゃない」
「きっと気を悪くされたよ」
「明日、なんて言って顔を合わせよう、、、どう声を掛けよう、ああかな、こうかな、こう言うと言い訳みたいだし、違う言い方で、、、💦」

そんなことを一晩中、繰り返しているのだ。

まさに、頭の中で今日の反省と、明日のリハーサルをしていて、落ち着かず、何をしていても気が重くて仕方がない。

そういうことから逃れたくて、私は庭に引きこもっているのだと思う。
ひとりでいることは、なんら不便も感じないし、寂しくもないし、でも気の置けない誰かといるのも楽しいのに、絶対に私を嫌わないし、何か思うことがあればちゃんと言ってくれるのが分かっている家族といるのが、一番、私の安全地帯なのだ。

それは、小学生からずーっと、会社員をしていても、違う仕事をしていても、趣味の活動をしていても、あの人の言葉、あの人の態度、返事がないメールやLINE、すべてが私の心を落ち着かなくさせる。

この本に書いてあったのは、

誰かと一緒に過ごした後、頭の中で反省会をする人がいます。
あのときのあの発言は失敗だったかなと、何度もその場面を反芻して、過ぎたことをずっと考えています。
自分ではなく他人を観察しようとしているのです。
リハーサルと反省会をしている人に、「世の中のほとんどの人はしていませんよ」とお伝えします。すると、本当に心からびっくりした顔をするので、つい笑ってしまいますが、はい、ほとんどの人はしていません。
ここで、とても重要なことをお伝えしますね。
リハーサルと反省会、これは自傷行為です。
自分が傷つくと分かっていながらやめることができない。とても分かりやすい自傷行為です。
「いま」にいることができないので、過去と未来に理由を求めます。
でも、どんなに求めても、明確な答えは見つかりません。あるわけがないのです。この世には「いま」しかないのですから。

「花を飾ると、神舞い降りる」須王フローラ

自傷行為です、と言われて、本当にそうだと思った。
ものすごく傷ついているのです。勝手に。
娘に話したら、「そう言われたん?」と聞かれて、「言われてない」と答えると、「お母さんの想像やろ?誰もそんなこと思ってないで」と
若干中学生の娘に慰められてハッとしたのがもう10年も前なのに、相変わらずやっているのです。

その都度、傷ついています。
自分で傷つけていたんだ、、、

ふと、手にしたこの本。「ふと」が大事、と書いていました。
私もそう思います。
「頭の中のリハと反省会」というワードにしてもらったことで、やめることが出来そうです、もう何十年と繰り返してきた自傷行為💧
救われます。

その話をオットにしたら、「それでも頭の中にそういう考えがまた浮かんだ時、どうしたらいいと思う?」と聞かれました。

「リハも反省会もしてもいいねんで。長年して来たってことは、それは好きやから、やめられへんのかもしれん。でもそれでいいから、しんどくなりそうやったら、
”また反省会してるなあ。いつもどおりやな。”って自分に言ったらいいねん。ほんで、”私らしいなあ”って言うたらいい。それで大丈夫や」と。

ショーゲンさん流に言うと、「かわいいねえ」ってことか🤗

なんか、安心できる。

ということで、もうほんまにしんどいのに、やめられなかった、癖になってた「頭の中のリハと反省会」、ぼちぼち卒業できるかもしれません。

フローラさんの新刊「花とお金」も届きました。
花だから、私はピンときたのかもしれない。

素敵な本ですよ。

フローラさんのライブ配信もあるけど、私は本がいいな。
とてもやさしい言葉。

「人生は、常に良い方向に流れ続けます。
これはこの世のルールです。
ルールですから、例外はありません。
どんな人も等しく、幸せになると決まっています。

同上

なぜなら、、、は、本を読んでみてください。


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