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無財の七施

私はニュースなどをほぼ見ません。新聞も読まない。
このように書くと、ドン引きされる方もおられるのだろうか?
じゃあ、どうやって情報を得るの?と思われるのかな?

そもそもテレビを見ないのです。
先日の地震は、親戚の家にいたので、それからずっと、その映像が流れている状況でご飯を食べることになりましたが。

被災した方々は、本当に大変な思いをされていると思うので、決して、知らなくていいとか、見たくないと思っているのではなく、ただ、東北の大震災の時も思ったのです。
テレビの向こうの悲惨な光景を何時間も見続けて心を痛めている人が、世界中にいる、、、何時間も、何時間も、同じ大変な光景が繰り返されたり、人が流されている映像を見続けることは、異常なことなのではないか?と。

その映像を見ながら、自分はご飯を食べる、、、、私には無理です。

そう思っていたら、翌日は飛行機が燃える様子を何時間も見ながら、またも別の人の家でご飯の時間でした。テレビを消してと言いましたが、つけたままでした。

テレビのニュースは、そのような情報の流し方をします。
人が見たがるからそのような流し方をするのかもしれません。

知らなくていいと思ってはいないです。
うまく言えないけれど、できることは、祈ることと、自分自身が当たり前の日々をありがたいことと自覚して、丁寧に生きることだろうと思っています。被災地に行けなくても、隣の高齢の方の手助けをするとか、電車の中で席を譲るとか、そんな目の前の、足元の小さな思いやりを持つことが、だんだんと遠くへ優しさや安心の波動を運ぶのではないかと思っています。

今日、友人と話していた時、いろんな意味で日本は沈没する、と言うのです。経済や食物や地震や外国人による土地の買い占め、、、知らないの?と。備えが必要だと。

たまに、知人がなにかの陰謀説について話しているのが聞こえてくることもありますが、私には遠いところで話しているのが聞こえてくる感じです。
ふう~ん、、、と詳しくは聞かずに流しています。

コロナの時も、テレビでは毎日、感染者数のカウントをしているのを母が毎日のように話題にしていました。だから気を付けなさいと。違和感満載の私の顔を見て、またそんな顔して!といつもたしなめられていました。

量子力学で言えば、「心配の波動」「不安の周波数」を飛ばしまくっている、ということにはならないのかな?
そんなことより、日々を丁寧に、愛のある行動や言葉、人への声掛け、笑顔、そちらの波動を増やしていくことが、世界を癒すことにならないのか?

というのが、私の自論で、疑問です。

量子力学を知る前から、直感的に、そんな思いで生きて来たし、子どもたちにもそんな風に語ってきました。

どの世界に生きるのか。
世界を美しくするには、何を見て何を思い、何を語り、何をするのか。
ただただ、それだけではないかと思っています。

色々心配だったり、危機管理をきちんとする人からしたら、本当にのんきで、大丈夫?と思われるのかもしれません。無責任に見えたりするでしょうか。

備蓄や家族との連絡手段などの確認など、最低限のことはしておいて、
心配の波動を世の中に増やさないように生きることも大事なことではないかなと思うのです。

大事なのは、日々の感謝と祈り。

私は、「無財の七施」を実践したいと思っています。

1. 眼施(げんせ)
優しい眼差しで人に接する。相手を思いやる心で見つめる。目は口ほどにものを言います。目から相手に自分の心は伝わるものです。
2. 和顔施(わがんせ)
優しい顔、笑顔で人に接する。ニコニコとした素敵な笑顔は相手を幸せな気持ちにさせます。
3. 言辞施(ごんじせ)
愛語施(あいごせ)とも呼ばれるもの。優しい言葉で接する。思いやり、愛のある言葉をかける。
4.身施(しんせ)
自分の身体を使って奉仕する。困っている人(例えば重い荷物を持っている人等)を自分の身体を使って助けてあげる。
5.心施(しんせ)
思いやりの心を持つこと。他の人に気を配ること。
6.床座施(しょうざせ)
席や場所を譲ること。
7.房舎施(ぼうしゃせ)
雨風をしのぐ場所を与えること。自分の家を提供すること。雨の時に相手に傘を差し掛ける等。

お金や物がなくてもあなたが与えることができる『無財の七施』とは | OSEKO NORIKO

忙しいと、前の車がもたもたしていたり、レジでなかなか進まないとか、そんなレベルのことでも、ああもう、、、💧と思ってしまうことがあります。

そんな時に、一息ついて、急がなくていい。お先にどうぞと笑顔で言える自分でいよう、と意識できるかどうか。それが大事だと思っています。

たまに、もう~~~~、とか思うこともありますが、まあ、そういう時も、
いやいやいや、そうじゃないな、とひとりブツブツ(笑)

目の前の人に思いやりを。焦る自分に一息つかせてあげて、優しさを取り戻す。当たり前に思える自然の美しさや小さな動物や子どもたちに優しいまなざしを。

そして、夜には、大変な思いをされている人たちにも、少しでも希望が見えますようにと祈り、感謝の念を意識します。

同じ現象を見て、何を思うか。何を見るか。
自分が生きる世界を選んでいくことにつながると思います。

どうなんだろうか、、、、と、自分の中の自分に聞きながら、ですが。



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