訓練校卒業~人生初の「無所属選択」おめでとう!
昨年の4月1日に書いた記事。
私たち夫婦の人生が第2章に入ったと、、、
昨年の3月末で、オットは早期退職し、この一年間は職業訓練校で建築の勉強をしていました。
その職業訓練も満了。
同級生が全員就職する中、オットは自営を目指して就職しないことを選択。
先日の金曜日が訓練校の修了式で、明日から改めて、「どこにも所属しない」ことになる。幼稚園から小、中、高校、大学、就職して33年間サラリーマンで、昨年一年は学校に所属していたところからの、人生初の「無所属」を始めることになり、「どうしよう~、明日から行くところがない~」と言っている。
不安定な感じかな。わかる。
でも、ここでどこかに就職したり、バイトに行くのは「違う」と。
そこに所属することでまた、安心してしまう可能性がある。
「無所属」で、自分の生きる道をただ進むことを選択するんだな。
本気になるよな~、人生に。
「無所属選択」おめでとう!
この一年は、退職金と失業手当で生活してきたが、失業手当の支給も終了、退職金はいつまでもない。
でも、月給とか、退職金とか、頼るお金が入って来ない、と言う状況になって初めて、「本気で生きている」感じがする。
買うのか買わないのか。
行くのか行かないのか。
やるのかやらないのか。
すべての自分の行動の選択に対して、自分の中から来る「感覚」に敏感になっている。
なんとなく、がなくなっている。
良さそうだから買っとく。
良さそうだから行く。
みんなやってるからやる。
そういうのがない。
そういうのが、他人から見たら、「収入がないからできない」ように見えることがあるかもしれないけど、
「本当にやりたい事以外に、お金も時間も使いたくない」というのがシビアになっている感覚。裏返せば、「本当にやりたいことにだけ、お金も時間も使いたいから、自分の感覚に鋭くなり大事にしている」感じ。
やらなきゃいけないからやる事って、エネルギーが漏れていることが多くなってしまうと思う。
やりたい事だけやっている状態は、エネルギーの浪費がない。実はたくさん稼いで、ストレスがあって、時々チャージしないとやってられない状態に比べて、エネルギーの浪費がないからチャージも必要ない、という、かなりの省エネ状態。
思考もシンプルになった。
人がどう思うか、ということから、ほぼ自由になれた。
私がどう思うか、私がわかっていればいい。
そういう状態だと、本当に自分の今の在り方や人生に満足できることもわかった。
🌳
さて、オットはこれから、大工として工務店として、おもしろい仕事をしていきたいようだから、バックアップして行こう。
そして私は、庭を実験場にしながら、大学で学び、庭づくりの研究、雑草の研究をしていく。
これから、どうなっていくのか、先は見えないのだけど、ストレスが全くないし、身体を使って働いているので、健康でいられそうだし、夫婦二人の生活を楽しんでいけると思う。
先が見えないとは言っても、健康的に明るく楽しんで身体を動かせる限り働いている自分たちをイメージできるので、そうなって行くでしょう。
これから、オットがやっていく仕事や私の庭にまつわることを、またこのnoteで綴っていきたいと思います。