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カナダ国立バレエ団『くるみ割り人形』

昨日、急に思い立ってカナダ国立バレエ団の『くるみ割り人形』を観に行ってきました。

思い立ったのが急すぎて、座席チケットは既に完売。でも、公演当日の午前11時に立ち見席が何と12ドルという破格の値段で販売され、オンラインでも購入できると知り、朝10時55分にアラームをかけ、スマホ片手にスタンバイ。3階と4階の席があり、3階のどこにしようかと迷っている内に売り切れ、4階席の端っこを何とか抑えました。11時5分には完売になっていました。どの席にしようかと迷っていると売り切れてしまうので、Best available ticket(購入可能な1番良い席)にチェックしてすぐ購入に進んだ方が良さそうです。

会場はオペラやバレエの公演のあるフォーシーズンズ・センター。

ガラス張りの素敵な会場
夜空にお月様も写っていました
優雅な世界
4階の立ち見席から
カーテンコール

生でバレエを観るのは初めてでしたが、オペラやミュージカルと違い、言葉を聞き取る必要がなく、ストーリーも分かりやすくて、音楽とダンスの美しさに集中できる点がとても良いと思いました。

特にチャイコフスキーの『くるみ割り人形』は、誰もが一度は耳にしたことのある親しみやすい美しいメロディが度々出てきます。その魅力的な音楽と華やかな舞台で、老若男女誰もが楽しめる不朽の名作であることを改めて実感しました。

音響の良い美しいホールでのオーケストラの生演奏と、華麗なバレエ、凝った舞台装置や衣装も素晴らしかったです。

立ち見席と言えども、前にもたれかかれるしっかりした手すりもあり、荷物などを掛けられるフックも付いています。ちゃんと席番が割り振られているので、場所取りに早めに行く必要もないし、隣の人とくっつくこともなく、ゆったりと観れて、十二分に楽しめました。ただ、手すりの高さが120cmぐらいなので、小さな子供にはお勧めしません。ホームページにも身長5フィート(150cm)以上あった方が良いと書いてあり、私はギリギリセーフでした。2時間立っているのが苦でなければ、12ドルの立ち見席はかなりお得でお勧めです。

しばらくは、「金平糖の精の踊り」や「花のワルツ」のメロディが頭の中をぐるぐるしそうです。

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