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働く母が見つけた、新しい生活の形とその準備

どうも、ともみです。
海外移住歴わずか2か月な私ですが、今日はそもそもなぜ海外移住しようと思ったのか?の動機や準備について記載をしていきたいと思います。

こんな人に読んでほしい
・今の環境を変えたいと思っている方
・教育移住を検討している方
・シングルマザーの方



1.なぜ海外移住しようと思ったか

今までの経歴

私は、これまで銀行で人事部採用担当を従事した後、大手人材企業の営業職として働いてきました。

仕事がとにかく大好きで、出産前の私は子育てとの両立も余裕だと思ってた。
が、出産後に「こんなに育児って大変なんだ」を痛感し、世の中のすべてのママさんに尊敬を抱くことに。と同時に、両立に不安を感じている人も多いのでは?と思い、育休中にワーママ向けのイベントを企画。
口コミだけの集客で50名以上が集まり、「育休中のママ向けイベントって、ベビーマッサージや離乳食など子供メインのイベントばかりなのに、ママのキャリアに焦点を当ててくれてすごくうれしい」という言葉をもらいました。

それがきっかけとなり、復職後にママ向けのサービスを提供する会社を立ち上げることとなりました。

ですが、すでに離婚もしており、かつベンチャー企業の副業もしていた私は
・ハード企業でのフルタイム営業職
・ベンチャー企業のコンサルタント
・自身の会社立上げ
・育児
・家事
と、5つのタスクをこなすことに。

また、実家のサポートは当時はあまり借りれず、子供と二人暮らしで家庭と仕事を両立させるために奮闘してきました。すごいと思われそうですが、結局すべてが中途半端で。。。自分で自分の出来なささに落ち込む日々を過ごしていました。


当時の日々

当時の私の1日のスケジュールはこんな感じ。

  • 4:00   起床し、思考整理や事業の仕事を行う。COOP注文やその他買わないといけないものなどの確認。余裕があれば運動も。

  • 7:00   子供起床。登園準備、朝ご飯作り、洗い物、洗濯物取り込み

  • 9:00   保育園登園

  • 9:30   始業(フルリモート)

  • 18:00 就業→夜ご飯準備

  • 18:20 保育園お迎え

  • 19:00 帰宅後、夜ご飯やお風呂

  • 21:00 一緒に就寝

日中は本業や副業の仕事をするため、毎日朝4時に起きて副業や事業の仕事をします。そこから子供の朝ご飯作り、保育園送り、晩まで働き詰めの生活。当然、頭の中はタスクだらけでぐちゃぐちゃ。
交感神経優位のため眠りも浅く、コンディションは常に不調。(3時間寝た後に中途覚醒してそのまま眠れないという不眠症を、出産後約5年続くことになります)

子育て、家事、仕事どれも妥協できず、結果として自分の時間を犠牲にしていました。
忙しさの中で「このままの生活でいいのか?」という疑問が次第に大きくなっていきました。

海外移住を考えたきっかけ

そんな時、海外に住む大学からの友人に「あなたこそ、海外で生活すべき」と言われました。当時の私は「海外で生きる」なんて全く考えもつかなかったので、まさに青天の霹靂。

海外でメイドを雇うことで家事を全て任せられる。
浮いた時間で子供と向き合えるし、
時間に余裕をもてるから結局気持ちの余裕も持てるようになる。

その非常に合理的で現実離れした海外移住という生活が、友人のアドバイスにより、私の人生の選択肢の一つとなりました。

2.なぜフィリピンにしたか

とてもよく聞かれる質問です。
・危ないんじゃないか?
・怖そう
・汚そう
・マレーシアやオーストラリアの方がいいんじゃない?
などとよく言われました。
なぜフィリピンにしたかというのは、きっかけをくれた友人がいたことも大きかったのですが、それ以外の決め手は5つあります。

①メイド文化があること
まず一つ目は、メイド文化があることです。
シングルマザーとして、家事の負担を軽減することはとても大きな課題でした。フィリピンには家事をサポートしてくれるメイド文化があり、かつ費用も一か月3~5万円で雇用できる。この点が移住先として大きな魅力でした。

②子供の教育にメリットがあること
私にとって、子供の教育は最優先事項です。フィリピンでは英語が公用語であるため、早い段階から英語に触れる環境を提供できる点が大きなメリットでした。インターナショナルスクールの数も多く、日本よりも入りやすい(授業料はかなり高いですが)。
また、フィリピンでは貧富の差が顕著で、さまざまな価値観を自然と学べる環境が整っています。この多様な経験は、子供の成長にとって非常に貴重だと感じました。

③ビジネスチャンスがあること
フィリピンは経済成長が著しい国の一つであり、ビジネスを展開するには多くの可能性があると感じました。平均年齢も25歳と若くとにかく活気がある。今後、海外進出も検討できる日本とは異なる市場のニーズや発展途上ならではのチャンスが魅力的でした。

④日本との近さ
日本からわずか4時間で時差は1時間。これならフィリピンでも支障なく仕事を続けられると感じました。

3. どのように準備したか

収入面

まず考えたのは、移住後の生活を安定させるための収入源です。サラリーマンとして雇用され続ける選択肢もありましたが、最終的には自分のビジネスを軸にした収入を確保する道を選びました。(ここは本当に悩みまくりました)

資金面

移住に伴う費用を準備するため、計画的な資金作りを進めました。
・必要最低限の生活費や学費、移住にかかる初期費用を具体的な算出
・自身の総資産ポートフォリオの作成
・勤めていた会社の退職金が多くもらえるタイミングを調べる
などを行い、無理なく安心してスタートを切れるようにしました。

教育面

子供の教育環境を整えることは、移住の中でも特に重要なポイントでした。「移住をするかどうか」の決断に2年を要したのですが、まだ決断できる前からインターナショナルスクールを中心にリサーチを行いました。
結果的には移住する年の1年前に学校視察のために約6日間マニラに旅行として行き、学べる環境を選びました。

情報面

移住に関する情報収集も欠かせませんでした。VISAの種類、住む場所、学校の候補など、インターネットや友人からの情報を活用し、インプットしていきました。特にVISA情報が最新と思っていた情報がすでに古く、取得できなくなっていたりと、中々大変でした。

終わりに

海外移住を決断するまで2年以上の時間を要すほど、私にとって大きなチャレンジでした。

ただ、まだまだ道半ばですし不安なことだらけです。
半年後にどのような気持ちになっているかわかりませんが、とにかく毎日やるべきことをコツコツとやっていきます。

この挑戦の中で学んだことや感じたこと、あるいは苦悩や葛藤を、このコラムを通して皆さんと共有していきたいと思います。


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