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スケジュール管理はデジタル派。それでも紙の手帳を使うのは、こぼれ落ちそうな日常の記憶を書き留めるため。

私のスケジュール・タスク管理

私のスケジュール管理は、完全にデジタルツールです。
具体的にはこんな感じで、ここ数年落ち着いています。

● 予定は、Mac &iPhoneのカレンダーアプリへ。
(仕事・家庭・自分・ルーティン・移動などと種類ごとに色分け。)
● タスクは、Nozbeというタスク管理ツールへ。
(完了したらチェックマークをつけてカレンダーに反映できる。)
● これらをGoogleカレンダーに同期して一元化。
(仕事の予定は事務職員からも閲覧可能に。)

私は昔から手帳が大好きで、毎年、手帳売り場を隅々まで見ては、気になる手帳を数冊買い込み、とっかえひっかえ試行錯誤しながら使っていました。
ですが、紙の手帳ではスケジュールとタスクの管理がどうしてもうまくいかず、機能の豊富さからデジタル管理に落ち着いたのです。

紙の手帳も使っています

ですが、今でも、紙の手帳も使っています。
愛用中なのはこちら。ジブン手帳DAYS。

デジタル管理派の私が、紙の手帳をなんのために使っているのか。
それは、自分の心の安定のためです。

子どもが小さくて育児と仕事との両立にあっぷあっぷだった頃、忙しさのあまりに、自分が何をやってきたか全然覚えていられず、日常の記憶が指の間からどんどんこぼれ落ちていくような感覚に不安を覚えました。
毎日、できていないことに押しつぶされて、自分に自信がなくなっていました。

そこで、手帳の使い方を変えてみたんです。

紙の手帳には、スケジュールもタスクも書きません。先のページは真っ白です。
それを見ると、私はこれからなんでもできるんだと、自由な気持ちになれます。

そして、書くのは、毎日の記録です。
仕事のログ、起床時間、食べたもの、使ったお金。その日感じたこと、考えたこと、気づいたこと。嬉しかったこと。感謝したこと。

できたこと・やったことばかり書くので、「予定していたけどできなかったこと」は出てきません。だから、「できない自分」に落ち込む必要はありません。

積み上がった過去の記録には、そのとき、そのときの自分がいっぱい詰まっていて、それを見返すと、「ああ、私はそれなりに頑張って生きてきたなあ。」と思えます。


手帳と向き合う時間は、自分と向き合う時間。
今の私を支える、なくてはならない習慣になっています。



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